新しいカメラを買って1年にもなろうと言うのに、重ね撮り機能がついているにやっと気がついた。
解説書は読むのがめんどくさいので、適当にぱらぱらしていたからだ。
早速試した。
オクラの花と彼岸花、それぞれを重ねた写真です。
連休最後の関東地方は30度を越す真夏日。
皆様のところはいかがでしたか?
連休中に見て気に入った映画3本。
まずはリュック・ベッソンが手がけた「バンディダス」。
19世紀のメキシコを舞台にした西部劇。
漫画のようなものだけど、美女2人が活躍するので目が離せなかった。
農夫の娘と銀行家の令嬢が、父を殺された復讐のために手を組み、米国銀行の代理人を努める悪党を懲らしめようと、銀行ギャングになる話だ。
次々に銀行を襲われた悪党は、NYから犯罪捜査の辣腕刑事を迎える。
この刑事が真相を知り、2人に協力するんだけど、2人の美女は、どっちのキスが上手いか、刑事を相手に競争するのだ。
くそ~!!
こんな美味しい役をやりやがって~と嫉妬したのでボクはこの刑事が嫌いだ。
しかもだ、ラストでは婚約者である米国銀行家の令嬢とキスまでするのだ。
ますます許せん~(怒)
2人のメキシコ美女もむっときたらしく、あんな下手くそなキス女よりあたしたちのほうが上手いわよね~と悪口を言うのだった。
06年、米仏墨映画。
ブルース・リーの師匠を描いた「イップ・マン(葉問)」
3作シリーズになっているようだが、ボクが観たのは2作目。
トニー・イェンが主役で、サモ・ハン・キンポーが脇を固めている。
英国統治時代の香港(1950年)が舞台なので、悪い英国人が登場する。
その悪い英国人、ヘビー級のボクシングチャンピオンと葉問がリングで闘うシーンがクライマックス。
中国武術とボクシングの異種格闘技戦だ。
蹴りがある分だけチャンピオンが不利だと悟った英国人主催者が、試合の途中、突然にキック禁止のルールを押し付けてくるが、葉問が完膚なきまでに英国人チャンピオンを叩きのめす。
英国統治下なので、様々な理不尽な仕打ちを受けてきたが、葉問は勝利インタビューで「今日の試合は、中国武術と西洋武術(ボクシング)の優劣を競う試合ではないし、身分差を問う戦いでもない。人には品格ってものがあり、その品格に貴賎の別は無い。だから品格で互いを尊重できるように願って闘った」と述べる。
支配者である英国人も被支配者の中国人たちも、満場がスタンディングオベーションになるシーンは、習近平や安倍信三なら、絶対に理解できないだろうなと思った。
ラスト、入門希望の4、5歳くらいのブルース・リーが登場する。
10年、香港。
「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」
人生の不可解さを描いていて、なんとも不思議な感動を呼ぶ作品だった。
主人公はパリに住んでいる。
10年も連れ添い、2人の子供までありながら、妻はニューヨークで出会った男の元に子供たちを連れて去るのだ。
脚本家で、駆け出しの作家でもある主人公もNYで暮らすことになる。
この街で、ガイジンとして扱われる主人公の日々はとても面白い。
子供を欲しがる友人のレズカップルに精子を提供したかと思えば、生まれてきた子の認知まで求められる。
別れた女房のマンションを訪ねると、新しい夫に心よく迎えられて友情すら感じる。
昔の知り合いの女性がNYに2人の子供と一緒にやって来て、主人公に一緒に暮らさないかと提案する。
主人公は、永住権取得のために、中国系アメリカ人女性と偽装結婚している身だ。
ネタバレになるといけないのでラストは記さない。
この人生を小説化し、原稿をパリの編集者に届けると、編集者が言う。
ラストがハッピー・エンドってのは、読者が喜ばないぞ~
エスプリが効いていて、ほんわかしていてとてもいい映画だった。
13年、仏米ベルギー。
音楽はジミヘンにしよう。
12絃のアコースティックギターを弾いてブルースを歌ってるジミヘンなんて初めて知った。