三題噺・6日目・・・String Driven Thing | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

今日のお題は再度ウメさんから頂いた「ロックンロール。うなぎ。公務員」です。

くそ~めちゃくちゃ難しいじゃないか~!(笑)









モックンです。


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ボックンです。


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露ックンです。


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学生時代、仲の良かった3人が久しぶりに会したので、新宿二幸裏のアカシヤで、名物のロールキャベツを食うことにした。(注・・今は二幸じゃなくて、アルタと言うそうだ)



店に入ると昭和の懐かしい歌が流れている。

も う~! なぎ らけんいちじゃないか~!




ボックンが剣術使いだった昔、悪者をばったばったと切り倒したのを懐かしく思い出していると、クラスメートだったガメラが入り口に現れた。

ドアの前で入ろうか入るまいか、もじもじしている。

こんな看板を持って、しゅんとしているように見える。


























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看板持ちに落ちぶれた姿を、同級生に見られるのが恥ずかしいのかもしれない。


露ックンが言う。「気にするな~Come in~」

しかしガメラはやはりためらっている。

ははあ~ガメラは日本育ちだから英語が分からないんだな~とボックンは気がついたので「Come in(こうむいん)」とローマ字で言った。



頷いたガメラが店に入ってくると、黙々と食べていたモックンが、「4人揃ったな~麻雀やろうぜ」と言ったのだ。

露ックンは、Yシャツのボタンをプッ~チンと引きちぎって臨戦態勢に入る。

ガメラはボックンを見てにやりと笑った。

そう~、学生時代からボックンはガメラれ役だったのだ。

しかし今日のボックンには自信がある。強~い味方を連れてきたのだ。






























希望という名の木棒です。


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賭け麻雀は賭博罪の現行犯になるので、若い衆を見張りに立てた。

その若い衆が血相を変えて飛び込んできたのだ。

「サツの手入れだ~」

ロックしたドアを蹴破って警察がなだれこんでくる。

全員逮捕する。

ロールパンを齧りながら刑事が言ったのだった。

























イエ~~一丁あがり^露見ロールだぜ~! とデカが勇躍した。


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String Driven Thing の Circus を聴きましょう。

スコットランドグラスゴー出身のフォークロックバンドで、Robin と Paulline の Adams 夫妻にギターを加えた3人組で始まり、70年にマイナーレーベル Concord から、バンド名を冠したアルバムをリリースした。

その後72年にロンドンに出てきてベースにギタリストでもある Colin Wilson とヴァイオリンの Graham Smith を加えたが、オリジナルのギタリストが新しい音楽性に違和感を覚えて脱退。

カリスマ(ブッダ)レーベルから、72年に残った4人でリリースした同じくバンド名を冠した2ndアルバムが抜群にいいのだ。 

てっきり名もなきマイナーバンドだと思ったら、とんでもない人気バンドだった。

と言ってもニッチでディープなファンの間で、と言う意味だ。

なんと73年には邦盤まで出ていた。

悔しいなあ~全然知らなかったよ。

08年には邦盤CDが再発されていて、廃盤のせいか、Amazon の中古情報では8千円近くしている。

日本でもシングルが発売されたのかどうかは知らないが、このアルバム収録のUK盤シングルは投稿者も言ってるようにダブルサイダーだ。

なので2曲続けていきましょう。


String Driven Thing - Circus




String Driven Thing - My real hero














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