夫婦喧嘩・・・The Hard Road | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

夫婦喧嘩は猫でも食わぬ、という諺がある。

ネコの舌は熱いものが苦手にできてるので、ふ~ふ~冷ましながらじゃないと食べられないんだけど、そのふ~ふ~ができないのだ。

可哀そうじゃないか。



手塩にかけて育てた西瓜を収穫した話はした。

2,3日仏前に供え、昨日冷蔵庫に入れたのだ。

お昼。

楽しみに冷蔵庫を開けたら、こんな変わり果てた姿になっていた。






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神さんの仕業だ。

勝手に食べて悪いとは言わないが、半分残しておくのは礼儀だろう。

4分の1しか残ってないじゃないか~!

許せん~!

離婚の原因になるはずだ~!




















昨日に続き、Disc2を聴いていたら、オハイオの Hard Road が69年に作ったという、You Rub Me The Long Way が Do You Love Me にそっくりなのだ。

Do You Love Me のオリジナルは黒人グループの Contours で62年の作。

マージー狂いをしていた80年代初め、ボクはマイナーバンド Faron's Flamingos で聴き、すっかり虜になったのだった。

ついでに彼らの大ファンになってしまった。

いつの間にかマージーファンが少なくなったので、滅多に取り上げることもなくなったが、ボクのブログはマージービート中心に始まったのだ。

その当時、知り合ったオリジナル盤コレクターのRさんが、ボクにお歳暮として Oriole のオリジナルシングルをプレゼントしてくれたので、もう一度写真を掲げておきます。

マージーサイドで、この Do You Love Me を最初にビートアレンジしたのは Faron's Flamingos だけど、同じステージで彼らを聴いた Brian Poole & The Tremeloes がスコッチを1杯おごっただけでまんまとタブを手に入れてしまった。

トレメローズはデッカという大会社に属していたので、彼らのレコードは大ヒット。

ビートルズの She Loves You を蹴落として全英1位に輝いた。

Do You Love Me といえば、トレメロ-ズということになってしまったのだ。

一方のファロンズ・フラミンゴスのほうは誰にも知られないまま。

バンドも陽の目を見ることなく解散してしまった。


ファロンは述懐している。

Brian Poole bought me a double-Scotch and he said, 'I like that song you're doing called 'Do you love me ?' Can you write down the words for me ?'

和訳。

あのスコッチがシングルだったらなあ~ボクもシングル発売するんじゃないかと警戒したんだけど、ダブルでおごってくれたんだよ~ほら~ダブルベッドってシングルより広々してるだろう~だからボクも気が大きくなってね。つい許してしまったのさ。





Hard Road 'You rub me the wrong way'





Contours 'Do You Love Me'






Faron's Flamingos 'Do You Love Me'



Brian Poole & The Tremeloes 'Do You Love Me'


















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