James Brown の2枚組CD、Messing With The Bluse・・・・真面目 | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

もうじき無料のストーンズ・キューバ公演が始まる。

くそ~どっかのTVが衛星中継してくれないかな~!










さてさて、どうせ見れないストーンズは置いといて・・・・

ジェイムズ・ブラウンの Messing With The Blues のことだ。

JBのブルースフレイバー作品を収めたこの2枚組CDのことを知ったのは5年前。

欲しかったけど、90年に発売された後、再発がなかったらしく、中古がマニア価格なので見送っていた。

数日前にふとしたきっかけで Amazon を覗いたら、びっくり価格の1250円、送料を含めても1600円であったので、ようやく手に入れることができた。

もう1枚残ってるので、探してる人はこの機会にどうぞ。










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JBの音楽は、彼の感性が生み出した独自のスタイルだけれども、それでも、JB自身の語るところによれば、Louis Jordan や Roy Brown と言ったジャンプ・ブルースのスターたちから影響を受けていて、特に Roy Brown のダイナミックな唱法がJBのバックグラウンドであるゴスペルと混ざり合い、パワフルでドライヴの利いたJBの音楽を生み出すに大きく寄与した、と解説にあった。

このCDには Louis Jordan や Roy Brown の曲を取り上げたJBのカバー(独自の)が含まれているので、聴き比べてもいいんだけど、それは興味のある人が個々にやってください。

2枚のCDに集められた30曲のほとんどはカバー(独自の)で、JB自身の作品は数曲。

9枚発売されているシングルコレクションともども持っていて損はないCDです。






1枚目のCD2曲目 Don't Cry Baby からのけぞります。

シャウトシャウトシャウト~シャウターJBでなければ誰も歌えないかも。





オリジナルは42年の Erskine Hawkins Orchestra で、全然別物のスウィングにしか聴こえない。









オリジナルとの違いは全部こんな感じで、JBがどれだけ独特か、納得できる。


このCDの中でイチバン好きな Blues For My Baby。

同じく64年の作品で、オリジナルは49年の Billy Wright with the Neil James Orchestra(貼らないので、聴き比べたい方はご自分でアクセスしてください。Uに上がってます)。




















今日はボクちゃん(お兄ちゃんだよ~)で癒されてにゃあ~



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