牛頭と書いて「ごず」と読む。
地獄にいる牛の頭をした鬼のことだ。
馬の頭をした鬼とセットで「牛頭馬頭(ごずめず)」と呼びならわされている。
昨日、ブロ友さんと音楽談義をしていたら「ゴッズ」というバンドのことを思い出したのだ。
ボクがこのバンドを知ったのは86年に写真の英国サイケコンピ盤を手に入れたときだが、このレコードはブログ開設当初の6,7年前に1度紹介したことがある。
そのときにはネットを探しても何一つ情報が出てこなかったんだけど、今回は次々にヒットする。
この6,7年の間に、埋もれたバンドへの関心が当たり前の状態になった証拠なんだろうと思う。
このバンドはもともとあのミック・テイラーが中学時代に友達(ジェスロ・タルに加わった John Glascock とお兄さん(弟かな??)の Brian)とで作ったバンドが母体で、ほかにはキング・クリムゾンに加わった Greg Lake やユーライア・ヒープに加わった Ken Hensley がいたことで知られている。
最後の時代には Cliff Bennett&The Rebel Rousres のクリフ・ベネットまで加わっていたのを今回知り、へえ~。
いやいやまだまだ驚いたことに、当時邦盤シングルが発売されていたのを知ったことだ。
ビートルズの曲を演っていたので紹介されたんじゃないかと思うが・・・。
と言って、今現在も含めて日本でどの程度知られているのか分からないので少し解説してしまった。
日本語でも情報が溢れてるぞ~ということならごめんなさい。
シングルは4枚、アルバムは2枚、66年から69年まで活動していた。
69年の3枚目のシングル両面がボクの持ってるコンピ盤に収録されていて、最初に再評価されたきっかけとしてこのレコードが紹介されている。
ちょっと嬉しくなった。
その3枚目の2曲を聴きましょう。
B面の Real love guaranteed。
A面の Hey Bulldog。
この2曲のレコーディング時にはミック・テイラーもグレッグ・レイクもバンドには当然いないけれど、ジョンとケンの2人はかかわってます。