マージー・バンドとハンブルグのスター・クラブとは切っても切れない関係にあるが、このイアンとゾーディアックスというバンドなんぞ、英国ではほとんど無名、ドイツではスター、だった。
64年にスター・クラブへ行き、以後は解散まで活動の拠点をドイツに移している。
Phonogram(Philips) 傘下の Star-Club Records から3枚のアルバムがリリースされており、そのうちの最初の1枚がこれ(写真は86年の再発盤)。
他の多くのマージー・バンド同様、出発点は学生バンドで、58年のこと、63年に最初のシングル盤を出している。
以前紹介したコンピ盤 Let's Stomp に収められた Beechwood 4-5789 という曲だ。
モータウン・サウンドのカバー(原曲を知らないのだ)、ポップで軽快なR&Bナンバーだ。
ボクはこの曲がとても気に入ったので、このグループのことをもっと知りたくなり、このLPを手に入れた次第。
こうしたR&Bナンバーは得意だったらしく、この盤にも Good Morning,Little Scoolgirl や Jump Back といった曲が収められている。
ただ、一方で甘ったるい曲も多く、ハードナンバー好きのボクは途中で飽きてしまうのも事実だ。
ビート・バンドに徹した方が、もっと売れたんじゃないか、なぞと後追いでアドヴァイスしたくなってくる。
それでもイギリスでは4枚のシングルを出している。ついにLPを出すことはできなかったけれど。
で、前述したようにドイツでは人気バンドとなるのだが、面白いのは、変名で2枚組のビートルズのコピーLPを作っていることだ。
その名も Koppycats。ユーモアたっぷりではないか。
リーダーでヴォーカル・リズムギターのイアン・エドワーズによれば、フィリップスから持ちこまれた話だったらしい。ついでに、自分たちにはビートルズのコピーなぞ「カルイ、カル~イ」などと強がって見せている。
このコピーアルバムも、彼ら自身のアルバムも現在CD化されているらしい。
一度聴いてみたいものだ。
67年にバンドは解散し、ドラムの Dave Lovelady は Fourmost に加わっている。
いい忘れていたが、65年に出した Crying Game という曲がテキサスでヒットしたらしい。
64年にスター・クラブへ行き、以後は解散まで活動の拠点をドイツに移している。
Phonogram(Philips) 傘下の Star-Club Records から3枚のアルバムがリリースされており、そのうちの最初の1枚がこれ(写真は86年の再発盤)。
他の多くのマージー・バンド同様、出発点は学生バンドで、58年のこと、63年に最初のシングル盤を出している。
以前紹介したコンピ盤 Let's Stomp に収められた Beechwood 4-5789 という曲だ。
モータウン・サウンドのカバー(原曲を知らないのだ)、ポップで軽快なR&Bナンバーだ。
ボクはこの曲がとても気に入ったので、このグループのことをもっと知りたくなり、このLPを手に入れた次第。
こうしたR&Bナンバーは得意だったらしく、この盤にも Good Morning,Little Scoolgirl や Jump Back といった曲が収められている。
ただ、一方で甘ったるい曲も多く、ハードナンバー好きのボクは途中で飽きてしまうのも事実だ。
ビート・バンドに徹した方が、もっと売れたんじゃないか、なぞと後追いでアドヴァイスしたくなってくる。
それでもイギリスでは4枚のシングルを出している。ついにLPを出すことはできなかったけれど。
で、前述したようにドイツでは人気バンドとなるのだが、面白いのは、変名で2枚組のビートルズのコピーLPを作っていることだ。
その名も Koppycats。ユーモアたっぷりではないか。
リーダーでヴォーカル・リズムギターのイアン・エドワーズによれば、フィリップスから持ちこまれた話だったらしい。ついでに、自分たちにはビートルズのコピーなぞ「カルイ、カル~イ」などと強がって見せている。
このコピーアルバムも、彼ら自身のアルバムも現在CD化されているらしい。
一度聴いてみたいものだ。
67年にバンドは解散し、ドラムの Dave Lovelady は Fourmost に加わっている。
いい忘れていたが、65年に出した Crying Game という曲がテキサスでヒットしたらしい。