花とバケツと味わいと | 劇団SHOW&GO FESTIVALのブログ

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創設14年目の劇団、SHOW&GO FESTIVALのブログです!

こんにちは!
準劇団員見習いの久保です。


突然ですが、身近にある何気ないものが、
何故か異様に味わい深く見えることありませんか?パー

何で急にこんなことを言い出したかというと、
ちょっとしたきっかけがありまして^^;


この写真はちょっと前に実家の庭の片隅に咲いていた
チューリップを撮ったものなんですが、、
僕には後ろのボロバケツが何故か異様に味わい深く見えるのです^^;

正直写真だと分かりづらいかなあせるあせる

このバケツは僕がかなり小さい頃、
祖母と焼き芋などをした思い出深いバケツなのですが、
物自体が相当古い上に10年以上ここに置いてあるので
やたら周囲の風景に溶け込んでいるのです。

ひっそりと一人離れたところに力強く咲くチューリップもさることながら、
その傍らで自然に還りつつある、長い時間を歩んできたバケツ。。
前に八重桜の日記でも書きましたが、
何やら不思議なストーリー性を感じますラブラブ


このように人工物が自然に溶け込み還っていく様子を
退廃の美と捉える、廃墟の美学というのがあるらしいのですが、
僕にはちょっとだけ、その系統の味わいがあるように思えますドキドキ

身近にある何気ないものからストーリー性や味わいを探してみる。
そうするとまた少し世界が面白くなりそうです( ̄▽+ ̄*)