気づいてみたら、もう7月も終わり…
今なお「3・11大震災」を経て、と言い切れるほど
特に大切な人や物を失った方々には数ヶ月など、忘れて振り返る「過ギ去ッタコト」ではなく、まだまだその途中、現在進行の最中、「不謹慎」であるのは承知の上で、
日本一般について、今後を考える教訓反省にすべきだと思ったものの、ツイツイ余談に逸れてきました。
結論からいえば、被災地から大規模な疎開~移住まで提案したかったのです。
が正直、やはり被災された方々への慮りがあり、迷う中で、取り急ぎの統一地方選挙やデモの紹介にとどめ、
今は(東京圏一極集中から中部~阪神への機能・リスクの分散・ヘッジ等は国策として推進すべきながら)原発の情況を見守りつつ、飽くまでも住民の自主性を尊重すべきかなぁと思います。
この間ネットでは専らツイッターでの受発信が中心だったのですが、そのフォロワー同士、特に、小沢一郎氏への検察・報道の一方的貶降に反感・抗議していた同志お仲間の中からも、
確かに、もはや政局沙汰などにかまけている場合では無い、少なくとも今・自分はついていけない、意識・感覚のズレ、
とりわけ、東北の有力政治家でもある小沢氏への期待・信頼が大きかった分、
仮に目先の確執・私怨遺恨、小異などがあっても、もっと遮二無二、東北被災地の為に献身奮闘してほしいのに、といった想い、
私利私欲党略の為、ここぞと足を引っ張る自民党等の不信任案に乗りかけたり、内輪もめにかまける始末に、落胆失望・憤激も大きかったかと思います。
また、福島県の方で、元々「原発には反対」派であったものの、全国~海外へ広がる放射能~原発への不安・恐怖、反対運動等が、福島(というより居続ける御自分達)へのイメージ悪化につながる事を危惧してか、違和感どころか反感、さらに過剰な敵意まで露骨にしている意見さえありました。
ここで私自身について触れておきます。
別のブログ等でも述べている様に、私はヒバクシャ2世3世(この場合は、「ピカドン」の被爆)で、
2年前、癌の告知~その世界では有数の医師らの診療・手術をうけ、お蔭様で今も予後を無事に過ごしています。
勿論、両者の因果関係については、彼らさえわからなかったですし、(少なくとも今までは)私も特に結びつけようと思っておらず、特に原爆についてはまた8月~こちらでも書くかも知れませんし、ここでは割愛し、
重なって想い起こされた点をいくつか…
私の場合、告知されてから、手術を決断し実際に受けるまで、やっぱり3ヶ月以上かかってしまいました。
まさかガン、それもこの年で?とは全く予想だにしていませんでしたし、直前の社内検診でも先輩同輩がメタボ等何かしらで引っかかる中、全くスルー健康優良児だったものの、変調は感じており、意外に取り乱さず、
大学病院で精密検査~手術…という見通しを聞いても、仕事をどうやりくるか等の段取り等、目の前の事に追われこなしていく日々でした。
何しろ手術初体験で、期間や費用、後遺症・リスク等どれ位のものか、余計な心配をしても、まして、悲しんでもしょうがない、
今振り返るとやはり頭も真っ白、心というか感情は抑え込みある種の「現実逃避」だったのでしょう。
年配の、従って相当の経験・知識・技術も地位もある医師ほど「迷っている暇など無い、若いから手術の体力も十分、回復も(しかし放置しておけば進行も)速い。少しでも早い方がいい。仕事の都合?それこそいくらでも取り返せるだろう。命が惜しくないのか?」
確かに御尤だし早くという点に異論は無かったのですが、あまりにも事も無げで無神経さに違和感を覚え、それは抵抗・不信感、反感へと転じていきました。
同じ「原爆によるヒバクシャ二世」といっても「ミスター大丈夫」等ともいう山下氏とは一世代近く差があるように、さまざまなケースがあり、まだ研究・調査が不十分なのも事実です。
確かに、癌になってしまった以上、「転移していないか?いつ再発するか?」等とオドオドしていても、必ずしも良い結果につながるとは限らない、返って免疫の力やせっかく残された余生をも害なってしまう…
その意味でも「病は気から」には一理も二理もあり、過酷な現実でもただ絶望せず少しでも前向きに希望を持つため「嘘も方便」もあると思います。
但し、<クヨクヨしてる弱虫>だけが罹る<コワいコワい病><気のせい><思い込み>等というのは明らかに間違いであり、平気でいってのける神経は嫌疑せざるをえません。
私も含め、多くのガン患者は、なる前よりなってみて初めて色々、それまでよりずっと考えるようになった、結果、むしろ前向きになったり、案外一定時期は自分でも驚く程気丈・冷静であっても、やっぱり何れかで相当思い悩み、完治しても罹病前のような<確証・根拠なき>楽観には戻りようが無いと思います。
第一、精神論・根性云々で全て決まるものなら、薬剤も手術、医・学者など要らない訳ですし、
そして、私などの何倍も、「守るもの」があったりで、明るく前向きに、強く生きようとした人達が、何故か無惨に願望・努力が裏切られ亡くなったり、
逆にはるかにオドオド・クヨクヨしたり、開き直り酒タバコも嗜好しているのにまだ平気で生き延びていたり…
そもそも発ガン原因も(性格・心持ちどころか、飲食など生活習慣・行動でさえ)一概に言えない、同じヒバクシャ子・孫でも、ずっと健康に留意・努力してきた者がなってしまったり…
統計上俯瞰すると割合、でこれが一因、にこれも絡まり…等と後付け、大凡の因果関係さらにはメカニズム~予測・警告はできても、厳密な立証、実証など困難ですが、遺伝・環境・習慣等の要因上の同条件で何故私が?あの人が?
個々人にとっては極めて重大ですが、結局どうにも説明がつかない事はいくらでもある…
それが非情・理不尽なようでも現実ですね。
まして放射線の影響は、他の食生活習慣等の例に比べ、「ヒバクシャ」として「ヒロシマナガサキ」他、海外に広げてもまだまだ決して多く無く、因果関係の厳密な実証・立証は困難、
訴え求める人々を積極的に支援もしてきていませんが、
彼らも、また、逆に健康なままで無知無神経な人々を、特に嫌悪憎悪する事もありません。
(ただし、殊更に愛国、国家への忠誠を要求しながら、いざ実際相当の献身・犠牲を払った人々には冷酷という、似非愛国者こそ元凶と強く嫌悪します)
また「差別」する意識・感覚も最近まで無かった、
むしろ今回、「フクシマ」の方から「ヒロシマ・ナガサキ」なんぞと一緒に(して「差別」)するな!
という抗議あるいは悲鳴を聞いて、なるほど!と逆に(その「ヒロシマナガサキ」「ヒバクシャ」観、差別意識を)知ったものです。
ですから、福島の子供達をイジメようなどという発想は全くありませんが、
やはり、どんなに理不尽・非情であっても厳然たる事実、差と別は、ヒバクに限らずあり、それぞれに必要な対応もある、それは認めるべきではないか、また少なくとも今後結婚しようという相手等に隠匿・否定すべきでは無いと思います。
尤も、「一緒にするな」も一部は十分理解・想像はできます。
まず、原爆と原発の差異、そして、ヒロシマ・ナガサキは県全体というより大都市名なのに対し、今回原発は福島市にあった訳でも無いし、県全体を「一緒に」看做して欲しくないという不満。
広島県8,479.26km²2,861,625人長崎県4,104.90km²1,415,427人福島県13,782.75km²2,025,461人
とりわけ原発で雇用の他、これまで補助金等潤ってきた上に、避難勧告で補償もされる極近隣地域と、同じ県という程度でほとんど他の都道府県民と大差ない賛否選択権や恩恵・関係しか無かった地区…
ここでまた私の回想ー
今は正直、解りません。原発事故自体、
また放射線による汚染は単純な同心円でなく、県外に疎開~移住したら安全安心解決か?結局はケース・バイ・ケース、基本はやはり自分達次第、結果はどうあれ納得した上で、できるだけ家族などが合意して、である方が望ましいでしょう。
唯一つ、ヒロシマ・ナガサキ~チェルノブイリ迄と違うのは、
故意の空爆や実験、事故により、ヒバクさせ本来は賠償・診療すべき側によってでなく、ヒバクシャ達自らが当初から記録し情報収集・交換し合っている事、
デマだ、コワいコワい病だ、等と演説洗脳して回る暇があるなら、正々堂々片っ端から公開計測、少しでも除染していけば自ずから落ち着く話。
そして、それをやっていくしかないでしょう。