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風と走るⅡ

ヤフーブログより引っ越してきました

安倍首相の地元の下関市会議員の田辺よし子氏が、安倍首相後援会から800名が参加した「桜を見る会」の実態について明らかにした。それによると、桜を見る会の問題が表面化した後、参加者にはかん口令が出たらしい。問われた場合は行っていない、或は行ったが資料は無いと答えるようにとの指示があったとのこと。
桜を見る会の前夜祭について、安倍首相は「ホテル ニューオータニ」が領収証を発行したと国会答弁した。しかし、その領収証を見た参加者はいない、また、会費の五千円については払った人(領収証はもらっていない)もいるが、払っていない人もいると明らかにした。

国税を使って安倍後援会を優待するという、国民に対する裏切り行為は許されるものではない。安倍首相は年内は逃げ切ったが、年明けからスタートする通常国会では、これだけの証言がある中で如何に対処するのか。虚偽・詭弁・すり替え・答弁拒否が目に見えるが、ますますの信頼低下を招くだろう。

沖縄の米軍普天間基地を無くす為、同じ沖縄県内の辺野古に移設工事を強行している。沖縄の面積は、ほぼ東京都と同じだ。その面積の70%に米軍基地がある。普天間基地を無くす機会に、何故沖縄県以外へ移設しようとしないのか。何故に沖縄の自然財産でもある海辺を巨額を投じて埋め立ててまで、これだけの地域的負担をいつまでも沖縄に押し付けるのか。自分の地域に置き換えれば、このような極度に不公平な国のやり方には到底納得できない。尚、沖縄の扇形地理的戦略の重要性は、今は既に過去のものとなりその意味合いは失せている。

道路上にひかれたゼブラゾーン(導流帯)の定義は「車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設けられた場所であること」となっており、そこを通行しても罰則無しである。
警察庁は「導流帯は車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設けられた場所であります。 当該場所を通行すること自体は法令上、違反行為とはなりません」との見解を出している。
また、右折する為にゼブラゾーン上を走っていた時、ゼブラゾーンを避けて走ってきた車が右にハンドルを切ってきて衝突事故が起こった場合、ハンドルを切ってきた車に過失がある。
ゼブラゾーンについての道交法を詳しくは知らなかったが、そういうことなのかと納得した。只、円滑な走行の為にゼブラゾーンで誘導されるのは、それも然りだと思う

桜を見る会に首相や有力政治家の後援会を招待していることは、殆どの国民は自明の理と言えるほど分かっている。各界の著名人や政治家、芸能人、スポーツ選手などに会える国税を使った桜を見る会へのご招待。国民が周知しているにも関わらず首相や内閣府は無理矢理に押し隠そうとし、官僚も忖度し詭弁で建前を押し通す。突き詰めれば国税による選挙活動につながるからだろう。

衆議院厚労委員会(各委員会がネットで中継されています、是非ご覧ください)で、招待者は各界の功労者とルールで定められていることを踏まえて、柚木議員がどのような功労かと内閣官房長に質問した。官房長は各省庁からの推薦なので功労は分らないと答弁。推薦を受けて人選し招待状を出す立場にある内閣府が、功労も把握していないと自白。招待者名簿の廃棄については、官房長は会の終了後にすぐに廃棄していると答えたが、この類の文書の保存期間は1年であるとの柚木議員の指摘に対し、詭弁を弄して意味不明答弁。更に、安倍事務所から桜を見る会への招待について後援会へ配布した文書には、コピーして知人にも渡してとのことであるが、最終的にとりまとめをする内閣府はご存知かとの質問に対し、後援会のことは分からないとした。

宮本議員は会計検査院に対して、招待者名簿がすぐに廃棄されているとしたら、桜を見る会の会計監査は出来るのかと質問した。検査院は他の資料で確認するとの答弁。
衆院予算委で、内閣官房がとりまとめている招待者名簿の中の安倍後援会850名の招待者について、功労はどうなっているのかとの質問に対し、安倍首相は功労はPTAだとか自治会にもあると答弁。

国会での質疑で、これほど酷い隠蔽・虚偽・詭弁答弁が為されている。多数の国民が見るテレビ中継の時と比べて、開き直りやウソ・あからさまな詭弁がまかり通る。国民を軽視し愚弄するような答弁を繰り返す現政府は、余りな長期政権の中でやりたい放題政権と化した。

無敵の軽トラというキャッチコピーを見かける。間違いない、軽トラは無敵なのだ。きつい山道を軽やかに登っていき、ここぞという時には4WDにガシッと切り替える。雪道、悪路なんのその。左手で鮮やかにギヤチェンジ、軽トラは自在に反応してドライバーと一体化する。小型乗用車でもこれは無理!という細い道もギリですり抜け、Uターンもお手のもの。舗装路ではエンジンが唸り、高速道ではエンジンが吠える。そして、レジャー乗用車には一線を画して、労働車両の優位を誇る。運転手にタオルハチマキでもあれば更に無敵化する。窓から見える黒光りする筋肉質の腕が似合う車両は軽トラ以外にないだろう。ダッシュボードに置かれた軍手などは、軽トラを引き立てるファッショナブルな存在だ。
我が家には軽トラと乗用車がある。山に入るのは軽トラ、近所を所用で駆けまわるのも軽トラ、この秋はバイクと共に長距離レジャーでも大活躍中だ。乗用車はガレージの置物と化した。クモの巣が張っている。

ここまで軽トラに愛着を持てるのは、奥深い危険な山中での相棒として頼れるからなのだろう。フェラーリもBMWも蹴散らせそうな錯覚を覚える。