まいどです。
という事でマセラティスパイダーGTのセンターパイプ製作のご依頼。
フェラーリのF430ベースの4.2リッターV8を6MTで奏でてもらおう企画です!
クランクがクロスプレーンクランクなのでフラットプレーンクランクのフェラーリのような澄んだサウンドにはなりません。
シリンダー毎の爆発間隔が違うのでやむなしな部分ではありますが、極力あのイヤなドロドロ音を消そうという事で。
はい、完成品がこちら。
Xパイプです!
何の意味があるんですか?と聞かれれば…
ん?カッコええやん!!
なんかこう溶接モンのパイプワークいうかオシャレやんか!
…えっとですね、
①消音
②ドロドロ音の低減
この2つが主な目的です。
純正も、サイレンサーの後ろで交差する作りになってます。
これを踏まえて設計します。
設計したらそれを元に展開図を作り、罫書きます。
罫書いたら、カットします。
カットしたら、極力歪まないように気をつけながら溶接します。
完成です^ ^
今回は曲げパイプを使ったのですが、ほんの僅かな曲げ角度の違いやら長さの違いで設計通り完璧にはいかず、現物合わせで手直ししました。
そんなサウンドはこちら。
今回、リアピースは純正のままです。
なのでカンカン系のなんちゃってF1サウンドではありません。
純正ベースでイヤなドロドロ音を消しつつ、音量も少し増えてすごくいい感じ。
ちゃんと"鳴き虫"も入れといたので、2500くらいで共鳴してふんわり奏でます。
いやぁー狙い通り!
…いや自画自賛かいっていう。笑
そこまで大きい音はちょっと、、、
な方にもおすすめできるかなぁと。
うるさくならず、でもオーナーさん曰く「明らかに変わりました。大満足です!」って言ってもらえるくらいの変化はありつつ。
パンパンゲロゲロ言わせるくらいしか能のないイマドキターボ全盛の中、打てば響く多気筒NAは貴重です♪
さて、今回のデータがあるのでセミオーダーで製作可能です。
適合は
・マセラティクーペ
・マセラティスパイダー
なんですが!
個体差が常軌を逸した大きさのイタリア車なので、現車預かりが確実です。
お気軽にご相談ください♪
んじゃ⭐︎