EPA[エンドポイントアジャスター]。

サーボの可動域の終わりを左右それぞれ個別に設定出来る機能。

「タイヤの切れ角揃えりゃいいんでしょ?」って思われがちなアレ。

ホンマにそうなんでしょうか?
ふと、疑問に思うわけです。

「そもそも、なんで左右で差が出るの?」

「サーボはセンターから動いてるのにEPAをズラさないと切れ角が揃わないって事は、プロポ側のポテンショメーターの1コマに対してのサーボの作動角なりスピードがズレないと辻褄合わなくない?」

「それってさ、エンドだけ合わせても、中立からの過渡特性も含めてホンマに左右対称になる?」


と…。


TT02のステアリングワイパーは非常にわかりやすい、接続部が全て90°になるリンク機構が使われています。


僕のTTは
・EPAが左右で全く同じ値
・タイロッドの長さが同じ
・イン側/アウト側とも切れ角が左右で全く同じ

になってます。
というか、そうなるようにサーボの搭載から位置出ししてます。


サーボのスプライン(ギザギザ)の関係で中立が出ないので、サブトリムは割と多めに(15〜20程度)入ってます。


という事で、今回はEPAを全く同じに合わせて切れ角も左右で合わせる為の方法を解説します。


これだけで左右の曲がり方のクセがほとんど緩和されるので、どうもしっくり来ない方は必見です。

シャフト車とか縦置き云々の前に。