エンジンマウントの交換について
書こうと思います
”そんなの自分でできないよ~!”
”エンジンを支えてるんだし、
エンジン取り外すなんて
できるわけないじゃん!”
って思うかもしれませんが、
いつも通り家の駐車場でできました。
軽く、構造の説明から。
※あくまで「ジムニーの場合は」って話です。
エンジンマウントとミッションが
つながった状態で、
エンジン、ミッションは3点で
ボディに固定されています。
↑ざっくりイメージ図はこんな感じです。↑
マウントは、ゴムでできていて、
エンジンやミッションの振動を、
ボディへ伝えにくくしてくれる役割があります。
そのマウントが劣化していたり、
最悪、ちぎれていたりすると、
異音がしたり、異常な振動の仕方をします
特に、劣化するとゴムが硬くなるので、
振動がひどくなります。
で、今回交換しようと思った原因はこれ↓です
シフトがめちゃめちゃ振動するんです。
信号待ちとかのアイドリング時と、
エンジンを切る瞬間が、めっちゃ震えます。
これは、マウントが劣化しているのでは?
と思ったわけであります。
エンジンマウントの型番は、
年式によって違うかもしれないので、
確実なのはディーラーで
注文するのがいいと思います。
※自信なかったので、ディーラーで買いました。
ちなみに、注文するときですが、
後ろのマウントは、
ミッションマウントではなくて、
「エンジンマウント リア」だったと思います。
ちなみに、3型は、
エンジンマウント フロントが、
型番:11610-81AA0
左右共通品で、2つ必要になります。
エンジンマウント リアが、
型番:11710-81A01
だと思います。
ディーラーで買っても大体全部で
1万円くらいだった気がするので、
↑にリンクを貼った3セットのやつが
お得かもしれませんね。
楽天で買えば、ポイントもつくし!
ちなきに、
強化エンジンマウントとなるものもあります。
強化マウントにするといいのは、
マウントをよりしっかりすることによって、
ロスを抑えてよりエンジンの動力を
より、効率よく伝える。みたいな
感じだったと思います。
ただし、いいことばかりではなく、
デメリットとしては乗り心地が悪くなります。
マウントが強化されるので、
エンジンの振動が伝わりやすくなってしまいます。
乗り心地はこれ以上悪くしたくなかったので、
今回は、純正のエンジンマウントにしました。
そのうち強化も入れてみたいですが。
【取り付け】
ちなみに、取付はか~~~なり大変でした。
1回やってやり方わかれば、
そんなに難しくないですが、
やっぱ最初は苦戦しますね。
真上から見ると、この黄色と黄緑のところに
マウントの付け根のボルトが
2本ずつあると思います。
3か所マウントがありますが、
1か所外す→新しいマウント付ける
→1か所外す→新しいマウント付ける
→1か所外す→新しいマウント付ける
と、1か所ずつやった方がいいと思います。
写真がないので↑図で。
フロアジャッキ+木っ端で黄色い部分らへんに
ジャッキをあててほんとにかるーく上げます。
まだ、かるーくで大丈夫です。
2トンの少し大きめのフロアジャッキでも
リーチが足りず上げきれませんでしたので、
コンクリートブロックと、木っ端で
かなりかさまししました。
木っ端はホームセンターで、
木の切れ端の詰め放題 数百円で
ゲットしてきています。
愛用ジャッキは↓これになります。
重たいですが持てない重さじゃなくて、
しかも、車重が大きい車も楽に上がります。
車をそれなりに整備する方はおすすめです。
続いて、
上の画像の黄色い丸(車両右側)からいきます。
この2か所を外します。
車両右側はわりと淡々と進められます。
右側は、ここが外せるので
ここを工具を駆使して外します。
板ラチェットなど使って外していきます。
外れやすくなるように、車両左側のボルトも、
”外し切らずに”少し緩めておきます。
反対側(車両左側)が配管が通っているので…
ちょっと配管を押してソケットで外しました。
そして、ラチェットで外すにも、
かなり長めのエクステンションがないと
外れません。
かなり、深いところにあるので。。
そしたら、ジャッキをどんどん上げていって、
マウントが外れるまでエンジンを上げます。
これまたイメージ図になるんですが。
こんな感じで、エンジンとボディの間に
マウントがいます。
エンジンをジャッキアップすることで、
こんな感じでマウントを外すことができます。
作業が大変すぎて、
写真を撮れていないのですが…
外れたマウントはゴムとブラケットが
繋がった状態で外れます。
なので、電動インパクトで外します。
インパクトないと外しにくいかも。
使った工具はこれです。↓(友達に借りました)
で、新しいマウントをブラケットにつけて
あとは、元に戻していきます。
右側は完了。最終的な締め付けは、
左も交換した後がいいと思います。
さて。問題は左側です。(笑)
さっき緩めただけのここを外します。
で、右側と同じように、
エンジン側の固定のナットを
外したいところですが、
全っ然、工具が入る隙間がありません。(笑)
絶対取れないんですよ。www
で、ここでかなり時間を使いました。
で、外せる手法を見つけました!!
上からはもう絶対に外れないので、
下から外していきます。
下から覗くと、マウントの前側のエンジンに
ついてるところ2箇所のボルトと、
↑の3か所を外します。
この画像の1番上はマウントの固定ではなく
オイルラインの固定がブラケットに
ついていますので外します。
そしたら、ジャッキで少し上げ目にして、
このブラケットを外します。が、知恵の輪です。
わかれば難しくないです。一瞬です。
わかるまでがちょっと大変かも。
黄色い点線が外したボルトのところ。
こんな風に、回転させながら外せます。
ホースが当たってうまく外れないですが、
こんな矢印のように外していけば外れます。
これが、今日のブログの
キーポイントになります。
ちなみに、逆手順で戻すので外した軌跡を
覚えておいた方がいいですよ。
で、右側と同じようにマウントを
インパクトで外して、
インパクトで締めなおしました。
あとは、逆手順で戻します。
で、戻すときに苦戦したのが、
オイルラインの固定部のとこ。
これを、マウントで挟んで
ボルト締めちゃって、
「なんか締まらないな~…」と
思ったらそれでした。
ので、挟んでないか見てからボルトを
締めた方がいいと思います。
そしたら、最初に緩めた上からのボルトも含め、
すべて締めちゃいます。で。フロント側は終了。
最後のリアは、フロントに比べれば、
めっっっっっちゃ簡単でした。
車の下にもぐって、ミッションの後方に
こんなところがあります。↓
この3本を緩めます。
黄緑は、1段奥まったところにあります。(黄緑の丸)
で、エンジンマウントと同じように、
ミッションをジャッキで上げます。
すると、横からスライドして外せます。
新旧で、こんな感じです。
(リア側は簡単で
写真を撮る余裕がありました。)
あとは元に戻すだけです。
そこから見るとこんな感じの構造になっています。
シフトのぶるぶるはかなり軽減されました。
大変だったけどやってよかった~!
さて、総合評価しますと、
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僕の完全な個人的な意見でまとめると
↓こんな感じです。
見た目 :―――――
実用性 :★★★★☆
高級感 :―――――
オススメ度 :★★★★☆
コスパ :★★★★☆
取付難易度 :★★★★★
総合評価:★★★★☆
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見た目、高級感は見えないところだし、
純正だしってことで、除外しました。
部品も全部で1万円程度だし、
効果抜群だし、コスパいいんですけど、
取付け難易度が…きっつい(笑)
シフトがぶるぶるする方、
やたらエンジンが振動する方、
交換してみてはいかがでしょうか?
※あくまで素人の日曜大工的なものなので、
自分で作業される方は、
自己責任でお願いいたします。
※僕のブログだけを読んで参考にするよりは、
複数見て、確かな情報を持って
作業されることを推奨致します。
本日も、読んでいただき
ありがとうございました
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