先日、情報番組『news23』のエンディングでTBSアナウンサーの国山ハセンが同年末いっぱいで退社することを発表した。本人曰く、「新たに挑戦したいことが見つかった」とのことで退社後はアナウンサー以外の活動を予定している。アナウンサーのイメージが強い彼だが、今後どんなことに挑戦するのか楽しみである。
2020年12月に退社した元テレビ東京アナウンサーの森田京之介は2021年からトヨタ自動車に転職し、現在は渉外広報本部に配属され、トヨタイムズ記者として勤務している。2021年の春に退社した元NHKアナウンサーの松苗竜太郎は富士通の広報マンに転職。2000年代に情報番組『めざましテレビ』のお天気キャスターとして人気を集めた高樹千佳子は2019年の春に芸能界を引退し、現在はオープンハウスのマーケティング本部の広報ディレクターとして勤務している。静岡朝日テレビのアナウンサーを経て、2015年からフリーアナウンサーになった牧野結美は2017年に芸能界を引退し、サイバーエージェントに入社。
アナウンサー以外だと、ハロー!プロジェクトのカントリー・ガールズのメンバーとして活動していた山木梨沙は2019年にグループの活動休止と同時にハロプロを卒業。大手ソニーの会社説明会の動画に人事部の採用担当者としてYouTubeに登場したことがファンの間で話題になった。
2000年代にグラビアアイドル・女優・タレントとして活躍した岩佐真悠子は2020年の秋に芸能界から引退することを発表し、今後は介護の仕事に携わりたいと明らかにしていた。
このように芸能界から身を引いて一般企業に転職しようとしている人が増えている。いつか芸能活動経験者が入社してくるなんてことも珍しくなくなるだろう。