NHK俳句テキスト12月号
宇多喜代子先生選「柿」佳作
・梵鐘に寄進の名あり木守柿
ぼんしょうにきしんのなありきもりがき
(木守柿: 来年もよく実るようにとのまじないで、木の先端に一つ二つ取り残しておく柿の実。こもりがき。きまもりがき。冬の季語)
今年の5月に私の兄が突然66歳で亡くなりました。
その兄がお寺の鐘に寄付をしていて、
出来上がった鐘に兄の名をさがしにいきました。
大勢のひとが寄進したもようで、
名前はびっしりでしたが、
「お兄ちゃん良いことしたなぁ」
と心の中で言ってやりました。
立派な大きな鐘でした。
宇田先生、この句もそういうわけで記念の句になりました。ありがとうございます。
今回は、12月号に俳句教室仲良し3人組、
3人とも佳作で掲載され、
またお祝い会です💕

