写真俳句スペイン編

写真俳句は写真の説明になってはいけない

らしい

ので、私は

旅行写真の説明を五七五で

といったところでしょうか。

・セゴビアの旧橋揺らす蜃気楼

セゴビアのローマ水道橋

・ステンドを通りて夏の陽降りくるや

アルカーサル城

・出荷待つ角張り束の麦稈や

バス窓から。麦の根元がギュッと固められ牧草ロールのようにていねいに束ねてあった。

・異国の地故郷の文字を見つけたり

あらー、京都ー！

・向日葵も終わりて寂しアンダルシア

最盛期はさぞ美しかろ

・海峡の果てに見えしはモロッコや

ジブラルタル海峡

ジブラルタルは英国領。スペインから歩いて国境越え！！(◎_◎;) 一時出国。

アフリカ大陸がよく見えた、24キロ先。

・渓谷の上にロンダの街立てり

おー、怖！

・地中海見下ろす闘牛定休日

闘牛も動物愛護から年に数回しかやらなくなった模様。

・夏の宵あなたと泊まるパラドール

      ウフッ   なんて

     亭主、亭主！

パラドールはかつて宮殿やお城、修道院、領主の館として使われてたところを国が保存して運営している国営のホテル。スペイン人にも憧れらしい。

・夏空を目指してガウディ建築中

サクラダファミリア

ガウディ生誕100年の2026年完成目指してるらしい。日本人が関わるようになって急速に進んでいるとか。

・喧騒も異国の調べや炎暑なり

バルセロナのピカソ美術館前

入場券買うのに長蛇の列。

・ガウディの蜥蜴口開け胸を張り

グエル公園

・フラメンコ扇妖しき誘いかな

写真撮らせてもらえなかったので

これはお借りしました

m(__)m

まずは五七五ができたところのご案内まで。