緑内障の末期の外貌 | 昭和動物病院Blog

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緑内障の末期で、来院されました

既に、牛眼になっており、網膜剥離(エコー診断)を起こしていて、資格は、有りません

牛眼による偏頭痛のような、痛みがずっとこの子を苛んでいます

眼の白目のところも強い充血が見られます

また、同時に、白内障も有り前方に脱臼していて、虹彩をを前方に押しています。このため、虹彩の裏側に、水晶体が癒着してしまっています。

この子の偏頭痛を救ってあげられるのは、眼球摘出か、義眼挿入になります

義眼は、人のそれとは、異なり、眼の外側の組織を残し、眼の中身のみを摘出し、そこに義眼を入れる方法です

手術してから落ち着けば(1ヶ月ほど)ほぼ、眼として見え義眼とは、わかりにくいです(一般の人には)

当院では、こちらの手術をお勧めしています。