2017年10月22日 椎名町風姿花伝で パショナリーアパショナーリア第一回公演観ました | サリ 食べたり・観たり・出かけたり

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台風も近づく中、記念すべき第一回公演の千秋楽を観ました。

 

パショナリーアパショナーリア ママさん女優 町田マリーさんと、中込佐知子さん が

 

ある思いを持って立ち上げた演劇ユニットです。 詳しくはこちらを ⇒ エントレ記事

 

自転車キンクリート飯島早苗さんの代表作 【絢爛とか爛漫とか~モダンガール版】

 

演出は、劇団口ジック主宰 の山田佳奈さん(ロック魂あふれる若手演出家ですニヤリ

 

帰るとき、山田さんに声をかけ、’1月の本多観に行きますよ’と言ったら

 

’ありがとうございます、お待ちしております’とニッコリ返してくれました。

 

 

 

町田マリー  ⇒ Wikipedia

  今年、浅草九劇のこけら落とし公演【あたらしいエクスプロージョン】を観ています。

  ’劇団毛皮族の看板女優’ 美しいママさん女優です。 

  ちょうど、家に帰ったら、9月26日収録本多劇場森山直太郎(あの城)をWOWOWでオンエアしていて、

  1か月前の町田さんも見ることができました。

  なんだか今日、目の前で演じる町田さんをしみじみ観ると、この人声が魅力的なんだとわかりました。

  動き、表情などももちろんすごいんですが、声のトーンが人を魅了していると思いました。

 

中込佐知子  ⇒ Wikipedia  

 多分CMとかで見たことがあるとは思いますが、ドラマの記憶はありませんでした。てへぺろ

 久々十数年ぶりの小劇場出演らしいですが、舞台での演技は輝いていました。

 たまに表情がおばちゃんぽくなってましたが、20代モガをしっかり演じていました。

  

野口かおる  ⇒ Wikipedia

 先月、【豪雪】で前張り姿を観ました(笑)、女優の中の怪優といっても過言ではないでしょう。

 かなりいかれてる、キ○ガイ女優の一人です。

 で、今回は先月の舞台をリセットしてくれるかもと思いましたが、先月以上にセリフが多いので、

 逆に、かおる劇場が全開になっていました(笑)。

 声色・トーンの七変化も炸裂していたし、猟奇的な表情も全開でした。

 やはり、彼女はそうなんだと・・納得できる演目でした。これからも観たいぞ。てへぺろ

 

佐渡寧子  ⇒  Wikipedia

  まさか、小劇場で遭遇するとは、しかも、歌わない佐渡さんを観ることになるとはびっくり

 私の中で、佐渡さんといえば、アイーダのアムネリスや、キャッツのグリザベラ。

 劇団四季の舞台で、10回以上拝見していると思います。

 良し悪しは別として、四季メソッド(開口・母音)は小劇場にはやっぱりいらないよね(笑)

 普通にセリフを言えば佐渡さんだって表現豊かな女優さんでした。

 凛として歌う役が多いミュージカルの世界だけではなく、こちらもいいと思いました。

 ちょっと、20代モガはきつかったかもしれませんが(笑)、熟女感がですぎ。

 

色々な劇団・ユニットがやっているこの脚本、4人芝居という濃密な空間とセリフの応酬。

 

100人キャパの劇場なのに本多劇場でやるくらいの声が出ている4人がすごく元気でした。

 

でも、静の部分もたっぷりと演じており、最後の町田さんのカタルシス部分などは

 

息を飲んで見守るような時間でした。

 

町田さん・中込さんの意思がつまったユニット。

 

子供が大きくなったら、自分たちの舞台はやりやすくなるでしょうが、その分、歳もとっていきます。

 

40代前半にしかできない演技を続けるためにも、このユニットの第2回があることを願います。

 

昨日、今日と、良い4人芝居を観れて幸せでした。