連載『赤色エレクトリックギター』2
「バンド?へぇ~ちょうど俺もやりたいと思っとったんだけど…」
中嶋の部屋に案内されると他に2人の男がそこに居た。1人はまたも同級生で色白の鶴田(通称ツル)。
もう1人は初めて会う顔。色黒の武川(通称タケッチ)だった。
中嶋はおもむろに「タケッチはシンセサイザーが弾けるから決定で、ツルはベース希望で俺はドラムがやりた いんだよね。何やる?あとバンドだでギターとヴォーカルがいると思うんだけど…」と言いコーヒーをゴクっと飲み干した。
選ぶ余地などなかった…が、アコギを弾き散らかす「泉谷しげる」が頭に浮かんだ。ギターは好きだったがヴォーカルには自信などなかった。ただ作曲詩した人がヴォーカルをとるスタンスに決まった。
照木安太
続く
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