国や電力会社は、原子炉制御の“命綱”ともいえる電源を、どう位置づけてきたのだろうか。



 規制当局である内閣府の原子力安全委員会は、1990年に定めた発電用軽水炉の安全設計審査指針の解説に、長時間の全電源喪失について「考慮する必要はない」と明記している。



 理由は「送電線の復旧または非常用交流電源設備(非常用ディーゼル発電機)の修復が期待できるため」としており、国は外部電源を失ってもすぐに非常用発電機が作動すると想定してきた。



 各原発は、同指針に基づいて設計されており、非常用電源を含むすべての電源喪失に対して万全の備えをしてきたとは言い難い。東北電力関係者は「外部送電線など電源確保の方法はたくさんあると考え、これまでは全電源喪失は想定していなかった」と話す。東京電力は急きょ、11日に柏崎刈羽原発で全電源喪失などを想定した訓練を行うことにした。

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会議中の席でくしゃみを連発、デート中にも鼻水タラリ…。なんだか目もムズがゆいし、花粉症ってほんとにやっかい。そんな花粉症の症状を抑える方法は、どんなものがあるんだろうか?



「最も多くの花粉症患者に使用されているのが抗ヒスタミン薬。これは、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの原因となるヒスタミンの作用を阻害し、症状を緩和する薬です。抗ヒスタミン薬はかぜ薬の主成分でもありますが、最近の花粉症治療には眠気を催しにくいものが使われています」



そう語るのは、国立成育医療研究センター免疫アレルギー研究部部長の斎藤博久氏。ふむ。これは即効性もあるらしいので便利そう。



「その他にもステロイド点鼻薬やロイコトリエン拮抗薬の有効性も証明されています。ステロイド点鼻薬はほとんど副作用なしに、鼻の粘膜の炎症症状を抑制します。ステロイド点眼薬もありますが、人によっては眼圧上昇などの副作用が出るので眼科医の診察を受けてからにしましょう。ロイコトリエン拮抗薬は、抗ヒスタミン薬よりも鼻づまりをとる作用が強いと報告されています」



薬品で症状を抑える以外に、免疫力を高める治療法が注目されていると何かで見たことがあるような。



「それはアレルギーを引き起こす物質を染みこませた錠剤などを舌の裏に含み、徐々に耐性をつける舌下免疫療法でしょう。臨床試験の段階ですが、アレルギー反応を抑える成分や免疫細胞が増えることが報告されています」



その他、花粉症の治療法について調べてみると、漢方薬やハーブを使用する人や、あるいはヨーグルトを食べて腸内環境を整え、症状を和らげているという人も。ただ鼻炎の症状は、自然経過や気の持ちようでよくなったと感じることもあるらしく、それにつけ込んだ微妙な商法も少なくないみたい。十分な臨床試験が行われていないものには手を出さないのが得策と見た!

(R25編集部)



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 海外の大衆紙などでは、福島第一原発から漏れ出した放射能の危険を実態以上に誇張し、恐怖心をあおるような報道ぶりも目立つ。



 3月15日付の英大衆紙サンは1面トップ記事で「数千人が放射能漏れを恐れ、東京から脱出を開始」と仰々しく伝えた。



 別の英大衆紙デイリー・メールの3月16日付1面の見出しは「核パニックにとらわれた国」。「日本の核危機は制御不能」などと書き立て、白いマスクをつけて涙を浮かべる女性の写真を添えた。日本で花粉症対策のマスクは珍しくないが、あたかもマスクで放射能汚染をしのいでいるかのような印象だ。



 低濃度の汚染水が海に放出されたことを伝えた今月6日付独大衆紙「ビルト」は、見出しで「日本人は太平洋全部を汚染するのか?」と憤りを示した。読者はこの見出しを見ただけで、とめどない汚染の拡大を連想してしまう。

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