昨日、静岡県より依頼を受け、「しずおか女性活躍先進企業サミット」に出席させて頂きました。
県庁で行われたこのサミットには、静岡県から静岡トヨペット(株)やジヤトコ(株)、しずおか信用金庫、(株)遠鉄百貨店、(株)第一印刷など、業種や規模が異なり産業界で活躍する企業15社が集まりました。
そして、「女性活躍について・そこから見えてきた課題」などが、これまでの各社の経験などを踏まえ、本音で議論が行われました。
今回、私もメンバーの一員として、昭和自動車学校として考えている事などを発表させて頂きました。
私も、決して大きな事は言えませんが、現段階で思うこと、感じてきた事は、企業の風土を変えるのは本当に神経を使い、労力を必要とするという事でした。
ただし、その企業風土を変えてきたのは、他の誰でもない。
まぎれもなく、社員1人1人でした。
うちの会社は、もともと創業時から女性比率が高いから、性差による固定観念なんてもの感じたことがないよ。という会社と、これまで女性社員に馴染がなかったような、男性だけで会社を支えてきた会社とでは、スタート地点での視点が違うんです。
(どちらが悪いという問題ではありません。培ってきた風土の違いの問題です。)
これからは、この後者の層の方々にどうしたら、理解を得ながら、一緒に意識の変革であったりチャレンジを促していくかが、重要です。
でもこれが、本当に簡単ではなく、労力がいるんだと思います。
だって、積み重ねてきた意識や風土を変えるんですから。
私は、以前、こんな言葉を教えて頂きました。
今でも、企業経営において、とても大切にしている視点ですが。。。
”我慢する”という事の意味のはきちがえです。
この”我慢”というのは、決して「諦める」ことではなく、出来る方法をちがう角度から考える事が出来る力が大切なのであって、この視点や力をどれだけ組織内で根付かせるかが重要なんだよ。
みんな、”我慢”って諦めることだと勘違いしているんだよ。
これは、多様性を持った会社作りの上で、とても重要だと感じています。
その上で、昭和自動車学校としての、女性活躍だけでなく、働く全ての社員の事も踏まえ、考えを少し書かせて頂きたいと思います。
①配置に関する取組み
②積極的なスキルアップ
③職場風土改革に関する取組み
私は、上記3つは、多様性を兼ね備えた会社作りには、とても重要な3要素だと感じ、これまで気を配ってきました。
同時に、社員のモチベーションを高める上でも重要な役割を担っていると感じています。
”配置”という面では、弊社では、特に女性指導員には、園児の交通安全教室に携わって頂いたり、社会貢献活動の一貫である、Do Light!フェスタでも実行委員会のメンバーとして中心になって頂いています。こうした、普段の業務とは違う部分を通して、社会的な側面から会社の存在意義を知り、女性の社会的な価値のすごさを社外の人達と触れ合う事で肌で感じてもらいたいと思っています。
積極的なスキルアップが重要だと感じる理由は、至ってシンプルです。仲間に頼られる場面が増えるからです。仲間に頼られる場面が多い職場は、やっぱりやりがいを感じます。嬉しいもんです。何より自分に自信がつきます。
弊社の場合は幅広い車種を扱っているので、そこで必要となる資格や講習に必要な資格、その他にも色々なスキルを身につけておく事は、特に女性指導員の場合は将来的に結婚、出産となった場面、一時的に職場を離れたとしても、戻って来てくれた時に、頼られる場面が沢山あってほしい。戻って来た時に任される仕事が沢山あってほしい。何よりその環境を自らの力で作り上げてきたんだという事が将来的に本人にとっても自信になると思います。
やっと戻ってきてくれたんだ!戻って来てくれて助かったよ!そんな職場の雰囲気を作りたいと思っています。
1人の人間が、この会社で活躍するという事は、その会社での居場所がしっかりある。という事ではないでしょうか。
もう少しわかり易くいうと、”活躍”とは、辞書で調べてみると、「大いに活動すること」という意味ですから、その場所で大いに活動する場所を作ってあげる事が大切だと思います。
同時に、自分自身も周囲や環境のせいにするのではなく、努力をする。その姿は必ず周囲や仲間に伝わります。そこに仲間との絆や団結力が育まれ、上辺だけでない周囲のサポート体制が構築されると思います。
また、人間には、当然ながら得意・不得意がありますし、生まれ育った環境も違います。考え方も違う人もいます。こういう1人1人を、これが我が社の考えだ!と経営理念というもので一くくりに意思を統一する事は出来るかもしれませんが、実際の行動や風土づくりをするためには、もう少し具体的でなければいけないと感じます。
特に若い世代は不得意や苦手な環境に身を置くと、モチベーションが下がり、自分が本当にやりたかった事、自分が持っているスキル、リソースを活かせる場所は本当にここかな?と悩んでしまう。。。
他に共感できる繋がりを求め離職に繋がる場合もあります。
まずは、いかにその人が得意な分野で活躍できるか?自分らしさを出せるか?
適材適所な居場所に配置することが最初の段階で重要だと思います。
その上で、自身のモチベーション、心理学でいえば、学習的動機を高め、スキルアップを促す。積み重ねたスキルは自信になり、自己が成長しようという意識に繋がる。
その積み重ねたスキルを、今度は、他の配置した場所でも活かせるようにプラスのサイクルにもっていけるか?がとても重要だと思います。
当人が自分で気付くまで見守るというのは、見守る側としては本当に根気がいる事ですが、本当の意味での社員の成長を期待した場合、言われてやるよりは、はるかに効果が大きいと思います。
自分で自分を成長させていく。そういった社員が多い会社でありたいと思います。
そこに、長くこの会社で働きたいと誰もが思うヒントがあるのではないかと期待をしています。
人の能力など、さほど変わりはありません。これは男性も女性も。
昭和自動車学校で働く1人1人が、イキイキと自分らしさを持って毎日が送れる。そんな風土をしっかりと築き上げていきたいと思います。

