今日は、湖山リハビリテーション病院と昭和自動車学校による共同勉強会が開催されました。




湖山リハビリテーション病院からは、作業療法士の伊藤さん・串田さんにお越し頂き、”脳について”講義をしていただきました。




講義内容


★ レイの複写図形模写について



★ 腰痛予防体操 & 頭と手の体操



★ 脳のしくみ(復習と確認)






★ 右脳と左脳のしくみ & 障害が生じた場合の知識など







右側の脳は、主にモノや空間、形を判断し、逆に左側の脳は主に言葉をつかさどるそうです。



例えば、右脳に障害が生じた場合。。。



★ 物や形の認識ができなくなる。

・・・衝突・脱輪が考えられる。(構成能力障害)



★ 左側に身体や車をぶつける

・・・擦る、巻込みの確認ができない事が考えられる。(左側無視)



★ 距離感がつかめなくなる

・・・追突・轢かれるなど。(視空間認知)




逆に、左側の脳に障害が生じた場合。。。



◎ 言葉の指示・理解が不十分になる。

・・・道を間違える、標識を間違える(言語障害)


◎ 時間が守れない

・・・スケジュール管理不足






こうして合同勉強会を開催するようになり、私たち自動車学校の職員は、障害について、その障害の背景にあるものをよく考え、見つめなおそうとするようになりました。





障害は、車いすだったり、足を引きずっていたり、または会話がスムーズでなかったりという目に見える障害だけに、とらわれがちですがそうではないことに気付かされています。






どうして車幅感覚がつかめないんだろう。。。

これは、右脳のようなモノ、空間、形などを認識する部分に障害を抱えているのかな。。。 




どうして高速道路で逆行をしてしまうんだろう。。。

これは、標識を間違えるなどの左側の脳に障害を抱えているのかな?または、その逆行自体がおかしいと感じない注意障害や認知の部分で障害を抱えているのかな。。。






私たちは、医療の専門的分野を学んでいないので、正しいことは言えませんが、こうして、作業療法士の方々と共同で勉強をさせて頂くことで、障がいの背景にあるもの、目に見えない部分に目や心を向けることが出来るようになりました。







障害を抱えた方が道路でハンドルを握ることは危ないだろ!とか、そういう方に支援を?とか言われる方がいるかもしれませんが、大切なのは、その方の障害を理解する。という事です。




理解したうえで、社会参加に向け、適切な判断、評価をすること。ここを必死に考えていく必要があると考えます。そのためには、業種の垣根を越えて共同で足りない部分を補っていく必要があります。




医療のスペシャリストである湖山リハビリテーション病院。運転に関するスペシャリストの昭和自動車学校。



この2社が、足りない部分を補い合い、学び合っていくことは、将来必ず意味のあるものに成長していくはずだと信じています。





今は、知識や経験を育てる種まきの段階かもしれませんが、このまき始めた種にしっかりと花を咲かせられるように、頑張っていきたいと思います。





湖山病院の皆さん。

今日も、貴重な学びの場を頂き、誠にありがとうございました。