正確に言えば、原田美枝子は、サンミュに入る前に(恋は緑の風の中)という作品を、独立プロ所属で撮っている。10代の(性)をテーマとした作品で、ヌードを含んだ作品だ。(🎶天使も夢見る〜)と淳子が歌っていた頃、原田は、既に、女優として腹を括ったデビューをしていた訳だ。原田が、(大地の子守唄)でフルヌードで臨んでいた頃、🎶私は、まだ〜 少女なのかかなぁ〜と歌っていた淳子…

百恵と淳子… 今や伝説から、神話へと昇華したとされる百恵… そして 名前を口にしてはいけない人扱いの淳子… 恐れなく言うが、百恵は、過大評価され過ぎ… 淳子は、過小評価され過ぎ…だと思う。実際、2人のレコードセールスは、それ程大差ない。初めの頃は、淳子の方が、売れていたのだ。 

ただ、アイドルを意識し過ぎて(万年鼻づまりカマトト)という歌唱法を無理矢理押し付けて、淳子は歌が下手との世間一般の認識をつけられたて🎶はじめての出来事で、歌唱法を変え本来の淳子の歌唱力を出し始めていた。対して、百恵は、🎶横須賀ストーリー以降のシングル、アルバム曲全て…もうアイドルでは、無く ARTISTS山口百恵を完成させている。その裏で、アイドルにこだわり続け迷走困惑し続け、淳子の売り方に困惑していたサンミュ… その中で、🎶20才になれば、辺りから淳子は、歌を、投げている。スタッフの懸命な歌への対応、方針転換の錯誤を、淳子本人が、投げ遣りな歌い方をして無駄にしている。けれど淳子は、間違い無く、サンミュの創明期を作り上げたサンミュの最初の🌟シンデレラ… 12時を判らなかったシンデレラ…

80年代になり、直ぐに頭角を、抜きん出た頭角を表した 松田聖子 正直デビュー時は、そんなにぱっとしなかった。ルックス的に誰が見てもアイドルだった淳子に比べ、垢抜けない、可愛くはなかった松田聖子。でもこの少女は、生まれつきの、自己プロデュース能力に優れていたし、人を引き付けて止まない天性の歌声を持っていた。髪型、メイク、衣装… 🎶赤いスイトピーで同性からの支持も得て、ぶりっ子、聖子ちゃんカットで、不動のアイドルになった… 永遠の少女性… 2人めのサンミュの🌟シンデレラ… 永遠に12時が続くシンデレラ…

そして淳子にも負けず劣らずの抜きん出たルックスと可愛い歌声…真っ直ぐな性格、ブレなかったアイドル性… 多分間違いなく 聖子を超える人気を得る可能性が有った… 3人めのサンミュの🌟シンデレラに……成れたのに……間違いなく成れたのに……12時まで待てなかったシンデレラ…岡田有希子 

サンミュは今や、お笑い芸人の事務所へと変わっている。最近、ユッコのファンになったという方が多いが、勿論、ユッコのCDやDVDや写真集などは、お持ちだろうが、THE SOUND  OF  SAN MUSIC と言うCDはお持ちだろうか? もし手に入れる事が出来れば、そのジャケットに注目して欲しい。沢山のアイドル達…様々な大きさの写真のアイドル達…その中で、誰が、サンミュのセンターに見えるか?

淳子と同期の 原田美枝子は押しも押されもしない役者になった。当の昔に移籍はしているが、彼女は、サンミュの隠れた最初の 白雪姫…

彼女の映画 愛を乞う人 をぜひ観て欲しい。


1・2・3人のシンデレラ達へ…。忘れないよ…