(ミニ・シアターでの)映画舞台挨拶は、殆どの場合、自分が出演していて窓口でパンフを売っている映画である。だから挨拶の後、パンフへのサイン会は付き物である。ごくたまに 例えば(相米慎二映画祭)とかのプログラムが組まれる場合、過去作の為 パンフが無くてサイン会が無い時がある。相米SANの台風クラブは、公開時に劇場で観たが、正直???な感想だった。ただ工藤夕貴ちゃんの可愛さと演技力の凄さは感じられた。そしてチョイ役では、あるが、教師役の三浦友和SANのだめ男役が、えっ?という感じだった。百・友コンビの映画はちょっと横に置いといて、(陽のあたる坂道・青年の樹・残照・遠い約束・そして 姿三四郎…などなど)友和単独主演作は、全て爽やかな好青年のイメージを保ち続けていた。確かに、伊豆の踊り子で初めて、友和SANを観た時、端正過ぎる綺麗な顔立ちに こんな綺麗な男の顔立ちってあるんだ!!と思っが 以後の映画は、三浦友和の単独の役者としての位置を確立しようと試行錯誤していたと思う。その中で、相米監督(台風クラブ)は、役者・三浦友和のターニング・ポイントになったと思う。相米映画祭の台風クラブのゲストとしてミニ・シアターの舞台挨拶に三浦友和SANが来た。挨拶が終わり次第、直ぐに映画館を出た。パンフへのサイン会はないと思ったので、映画館の外で、出待ちした。貰えなくて当然 それを覚悟して待った。私と私の友だち(介護役でいてくれる)出待ちは、2人だけだった…私達の直ぐ後ろに黒いバンが止まった。そして直ぐに友和SANが出て来た。久しぶりに見たオーラに包まれた役者 直ぐに友和SANと判った。真っ直ぐ友和SANはバンに向かって来た。サインお願いします🙇 ダメ元… 良いよ~と笑ってサインパネルにサインを書いてくれた。私の分2枚、(続く)