お客様より捕集部品として納入したベルト駆動送風機の『軸受組と軸』が取り付け寸法が合わないとのご連絡をいただきました
結論的には、標準仕様のものが必要なところ、確認不足で耐熱仕様が現場に到着していた状況でした
大特急で正規の仕様を製作対応し、なんとか工期内で現場は終了しましたが･････
そもそも耐熱仕様と標準仕様、どう違うのかといいますと・・・
上が耐熱仕様、下が標準仕様の軸・軸受なのですが、注目していただきたいのが左側の赤丸部分と軸受間の寸法です。
まず左の赤丸部分、この部分は「軸シール」が挟まる部分なのでが、耐熱仕様の場合「軸シール」の他に熱を直接軸受に伝えないための冷却ファンが収まるので、その分だけスペース確保で、反駆動側軸受の位置がプリー側に少し移動している仕様になっているのです
このような仕様は、送風機の型式には表現されていないので確認するためには必ず製造年と製造番号といった情報が必要になります
送風機には必ず銘盤が貼られておりそこに製造年、製造番号が記載されていますので、合わせてご確認をお願いいたします
さて、本日が『昭和電機札幌株式会社』としての営業が最終日となりました･････
明日からは『昭和電機株式会社 札幌営業所』として、今まで以上に色々な事に挑戦してまいりますので、ご期待下さいませ
昭和電機札幌
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