元パーツの発煙弾発射機(スモークディスチャージャー)は発射口に凹みがないのでドリルで掘って、丸く切り出したプラ板で少し下がった所で蓋をするとリアルな形状に。

キットはフェンダー下のパーツが無くて開いたままです。ここは実車と同じように塞ぎたい。

丁度合うように寸法を計ってプラ板を切る。切ったプラ板には適当な「持ち手」を付けると深く入り過ぎても引き上げて調整できるので正しい位置での接着に役立ちます。

「持ち手」は何でもいいのですが、私は食パンに付属の「袋とじ具」を2つに切ったものを利用。

プラ板と「持ち手」の接着は後で「持ち手」をプラ板から剥がすのでボンドGPクリヤーです。

プラ板をフェンダー裏にプラ用(流し込み)で接着してしっかり乾いてから「持ち手」はゆっくり前後にひねってやるとプラ板から綺麗に外せます。本当にボンドGPクリヤーは便利ですね。

 

車体後部の増加燃料タンク留め具。金型の都合でさっぱりとアレンジされてましたが……

プラ棒やらプラ板で実物に近い形状に。これだけでもかなりディテールが立体的になります。

 

牽引ロープの元パーツは真っ直ぐで、線香などの熱で温めて曲げるタイプです。私は熱で曲げるのがとても苦手なので同じくらいの太さの水糸に付け替えました。

後方の牽引ロープ留め具の形状ですが、元パーツはただの円柱でとても怪しい、怪しいです。

こんな形状のはずがないと実車の写真を調べたらやはり違っていた。実物はかぎ状の鉄板でした。

プラ板チップで曲がり先を延長し、円柱を平たく削ってかぎ状の板に見えるようにしました。

根元に巻いてあるのはリード線をほぐした銅線。

 

砲塔ハッチは開閉選択式の固定ですが、可動化の練習を兼ねて開閉可動に改造してみた。

(陸上自衛隊 74式戦車 タミヤ 1/35 TAMIYA)

……つづく