みなさん、こんにちは!
‟目指せ!歌って踊れるカウンセラー”
のきよらんです。
なかにし礼さん
日本を代表するヒットメーカがまたひとり、
天国へと旅立たれました
なかにし礼さんが手掛けた歌詞
なんと約4000曲
黛ジュンさんの「天使の誘惑」、「北酒場」
‥など、誰もが知るヒット曲は数知れず
なかでも、礼さん自身が大好きだった曲
それは―
アン・ルイスさんの歌う
”グッバイ・マイ・ラブ”(’74)
私自身も忘れられない曲
ですが、想いでの曲に変わるまでに
約20年の歳を要することになります
高校生のころからずっと憧れていた
先輩に思い切って告白
結果―
断られはしましたが、それがきっかけで
社会人になってもたまに食事に行くような
仲になることが出来ました
あるとき、珍しくふたりで
「カラオケに行こう!」という話になり、
時間もアッという間に過ぎ、5分前のベル
先輩が選んだ曲が、アン・ルイスさんの
”グッバイ・マイ・ラブ”
そのときは正直言って、
「シブい選曲をするなあ~」
ぐらいしか思ってなかったのですが・・・
その後しばらく経って、
「先輩をまた食事に誘おう」
と受話器を握ると、
「今は電話をしないほうがいい」
という虫の知らせ
それでも思い切って電話すると、
悪い予感は当たるもの
お母さんの口から、先輩が一ヶ月前に
結婚したことが告げられました
そして、その言葉を聞いたとき、
虫の知らせのおかげでしょうか
不思議とショックを感じなかったのです
「無意識は危険を回避する」
と言われます
そう考えると、あの時の胸騒ぎ
私のショックを和らげるために無意識が、
危険を知らせてくれていたのでは・・・
そして、何も言わずに去っていった先輩
最後に歌ってくれた”グッバイ・マイ・ラブ”
が、私へのわかれの言葉だったのでしょう
時を経て、大切な人がそばにいる現在
「上手くいかなかった、あの恋のおかげで
いまの自分の幸せにつながっている」
グッバイ・マイ・ラブを聴くたびに、
そんな風に感じている自分がいます。