3分半であの頃に戻れる!?歌謡曲セラピー ~歌謡曲を感じてみよう!part2~ | 福岡|歌謡曲セラピー講座 歌って踊れるカウンセラー

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読むだけで若返る!?歌謡曲×心理学 歌謡曲は時間を過去にもどすタイムマシン!3分半であの頃の自分に出会えます

みなさん、こんにちは! ‟目指せ!歌って踊れるカウンセラー”のきよらんです。

 

前回のブログでは、アルトシュラー博士の「同質の原理」を体感?!してもらいました。

 

博士の原理によれば、好きな人にフラれた瞬間(とき)などは「悲しい曲」を聴いて、

それから、徐々に元気になる音楽を聴いたほうが立ち直りが早くなります。

 

人の気持ちはどん底までいくと、上に行くしかないからです。

 

 

 

それで、「失恋を歌わせたら右に出るものはいない!」と個人的に思っている

研ナオコさんの「かもめはかもめ」などをブレンドして聴いてもらいました。音譜音譜

(研ナオコさんの「あばよ」も、一度落ち込むには、いい曲だと思います(^^;)

 

同質(どうしつ)原理(げんり)」とは、患者の気分や心理的テンポにあった音楽を聴かせることで、

心と体のバランスを回復させようとする「音楽療法」の一つです。

 

それでもここで一つ注意する点があります。 それは― 

 

人はショックなことが起きて落ち込んだあと、一時的にハイテンションになる点です。

これは「ストレス理論」と呼ばれ、ハンス・セリエというカナダの生理学者が(とな)えました。

 

セリエは、「人間はショックな体験をすると落ちこみますが、ある程度時間がたつと、

自動的に立ち直ろうとする」と説明しています。

 

 

セリエの「ストレス理論」では、人はショックなことが起こると、それを克服するため、

体に蓄積(ちくせき)されたホルモンエネルギーを投入する事で、ハイテンションになり、

その(あと)、少しづつ精神が安定しふつうの状態に戻っていくとなっています。

 

しかし、ハイテンションの状態(イコール)無理をしている状態で、無意識に起きる

防衛(ぼうえい)反応(はんのう)”でもありますので、心の回復のしくみを知らなければ

「ショックから立ち直った!」と勝手に自分で判断してしまう恐れがあります。

 

そう判断してしまうと、若い時(1990年頃)のわたしのように、失恋のキズも()えないまま

“愛は勝つ”と(さけ)んで、新しい()にアタックしては振られることにもなりかねません。

 

そうならないためにも、悲しい思いをしたときは、はじめに自分の気持ちを代弁(だいべん)してくれる

音楽を聴いて、それから(じょ)(じょ)に自分がなりたい気分の音楽へと変えていくのが大切。

 

テンションが上がったからといって、元気で明るい曲を聴くのは少しガマンしてくださいねウインク