ステーキ・3

ステーキと言えばビーフに限らずポークもチキンもラムも、とにかく肉を焼くとステーキと言いますが、ここではビーフに話を限定します。
ステーキのおいしさを決める最大の要素は牛肉そのものでしょう。そこで牛肉の品質(等級)が問題になります。牛肉の品質の評価の仕方は国によって違います。
日本で一般的に手に入る国産(和牛)牛肉、アメリカ産牛肉、オーストラリア産牛肉は次のように評価されています
国産和牛 : 日本食肉格付協会による
 歩留まり等級 — A,B,Cの3等級
 肉質等級   — 5~1の5等級
各等級の詳しい説明は省きますが、この歩留まりと肉質等級の組み合わせによってA5からC1までランク付けされます。

アメリカ産牛肉 : USDA(アメリカ農務省)による
アメリカの牛肉も歩留まり等級と肉質等級で格付けされますが、歩留まり(1頭の牛から殿くらいの肉が取れるか)は消費者にはあまり関係ない事なので肉質等級で判定される事が多い。
肉質等級は「牛の種類」、「性別」、「成熟度(若々しさ)」、「サシ(霜降り)の多さ」によって決定されるます。これによって肉質は プライム、チョイス、セレクト、スタンダード、コマーシャル、ユーティリティ、カッター、スキャナーの8つに分類されていますがスーパーでわたしたちの目に触れているのはプライム~セレクトまでの3種類です.
アメリカでは若々しさ(= 柔らかさ )とサシ( 霜降り=ジューシー )が評価されるようです

オーストラリア産牛肉 : MSA( ミート スタンダード オーストラリア )による
MSAは牛肉の格付けと調理方法や熟成条件による食感の良さを予測して、消費者に対して牛肉の柔らかさを保証しています。
MSA 3 : 柔らかさ保証付き
MSA 4 : 上質の柔らかさ
MSA 5 : 最上級の柔らかさ

各国ともそれぞれの等級を出すために 牛の種類、性別、脂肪の状態、月齢、成長記録、加工方法
保冷方法などに細かい規定があります。

今や、肉は大量に生産、消費されているので、少しの不都合も大勢の人に影響が出る可能性があり、工業製品並みの基準が決められています。