我が家のねーちゃんは
中学生の時にワクチン打って
体調が悪くなって
途中から登校できなくなりました
高校は通信制高校に入ったけど
2年生の単位を少し取った所で休学し
今年ついに退学しました
こうやって書くと
ワクチンで体調が悪いから
学校に行けなかったみたいだけど
それだけじゃなかったんです
ねーちゃんには
発達障害の診断も出てます
学力に問題はないけど
学校生活がストレスになる所があって
中学校はかなり苦痛だったみたいです
40人近くが詰め込まれた狭い教室は
ストレスだらけ
勉強内容や勉強方法を
あてがわれることも苦痛でした
凝り固まった考えを持つ先生もNG
行事などで団結を求められたり
頑張らされることも苦痛
学校という場所自体が
居心地が悪くて
ストレスでした
だから高校に行っても
やっぱり行きたくなくて
まずは休学してみたんです
でもそれだと
いつかは
復学しないといけない
これが付きまとうので
ストレスになって
体調やメンタルの悪化につながりました
それで潔く退学
もう行かなくて良いんだ
そう思えるだけで心が楽になりました
これが義務教育期間となると
退学という選択肢がないから
休むしかないんですよね
そうなると
今日休んだところで
明日は行かなきゃいけない
いつかは行かなきゃいけない
親も学校に行って欲しいと
思ってるから
頑張らなきゃいけない
↑
このプレッシャー
実は半端ないんです
勉強についていけないとか
環境が無理だとか
理由はそれぞれ違うと思うけど
そもそも学校は
我が子に合わせて
作られたものじゃない
そして
画一的な環境に
みんなが沿えるわけじゃない
我が子を学校という既存の形に
無理に合わせようとすると
子どもは壊れてしまいます
私もねーちゃんの気持ちに
気付いてあげられなくて
苦しい思いをさせてしまいました
だからたとえ義務教育期間であっても
通わない
行かない
辞める
そういう選択肢も必要です
行かなきゃいけない立場に
置かれ続けるだけで
十分ストレスだから
心身を病みます
そんな状況に耐えるだけで
そんな状況を受け入れるだけで
エネルギー使い果たしてしまうから
いくら頑張りたいと思っても
出来なくなってしまいます
学校に行かないことや
学校を辞めることは
親にとっては
勇気が必要です
だけどその頑張りの先に
何かありますか?
そこに我が子の笑顔は
ありますか?
ひたすらストレスに晒されて
心が傷つくだけです
私たち親が守らなきゃいけないのは
子どもたちの心と笑顔です
少しでもみんなと同じ様に
親がこだわってる限り
穏やかな生活は訪れません
まずは我が子の心を守りましょう
学校を手放したら
新しい世界が始まる
ねーちゃんは学校を辞めたことで
安心して過ごせるようになりました
ストレスが減ったことで
通い始めていた作業所の時間を
伸ばすことが出来ました
私は娘の生き方を通して
我が子にとって一番良い環境を
整えていく大切さを学びました
公的な福祉サービスについても
何も知らなかったから
たくさんの助けが得られる今の生活は
本当に心強いし満足してます