長女/詩「全てを愛しいと思えたら」「全てを愛しいと思えたら」駆け上がる階段の軽やかな はずむ音カーテンを丸くそっと持ち上げる風足元を涼やかに通ってゆく波が砂浜を海をなでて なでて白い光を押してゆく太陽は柔らかく私のところへ黄金の板を届けてくれて