【公式】99.9 SⅡ@TBSテレビ@999_2018tbs
こんばんは!今日は我らがスーパースター深山先生のお誕生日です!!ハッピーバースデーモン閣下#999tbs #松本潤 #チーム999 #愉快な仲間たち #深山大翔 #蝋人形 #お誕生日おめでとう https://t.co/ueNjbizECK
2017年08月30日 22:00
コンマ1まで気になるほう。もちろん自分が担当した番組が横並びでトップなら文句ナシですが、担当外の数字も日報や一週間の一覧表で必ずチェックするタイプです。
ザックリですが、ふた昔前と現在とでは、数字に2~3%のズレがあります。つまり、いま、12~13%をとったなら、昔の15%超えか、それ以上の感覚です。まぁ“感覚”の話をしてもしょうがないし、10%以下の「ヒトケタ」「シングル」が出てしまったときのショックは昔もいまも変わりません。
そんな中の歴代2位タイ。ちなみに歴代1位は10年以上前の2005年の第28回で19.0%(同)だといいますから、“感覚”で判断するなら、私は歴代1位と言ってもいい数字だったと思うのです。
今回、メインパーソナリティーを務めたのは嵐の櫻井翔くん、KAT-TUNの亀梨和也くん、NEWSの小山慶一郎くんでした。オンエア翌日、日テレ関係者に小山くんの“視聴率の感想”を聞くことができたのですが、「やりました~~~」と大喜びだったそうです。
日々、「news every.」でキャスターを務めている小山くんは、3人の中でも特に視聴率にはこだわりがあると思います。なぜなら夕方のニュース枠は、日々、ものすごい戦いが繰り広げられています。テレビ朝日や猛追してくるTBSなどの動向は、スタッフならずとも気になるところ。16時台のメインを張る小山くんは同番組のスタートダッシュを任されているため、常に責任を感じながら取り組んでいると聞いています。
しかも昨年に続いてメインパーソナリティー。プレッシャーと責任と、そして光栄な気持ちで取り組み、見事ゴールをしました。
そして先輩として、「24時間テレビ」を盛り上げ続けてきたのは櫻井くんです。「嵐のワクワク学校」のとき、「SS」「KK」「KK」と3人のイニシャルの共通点を教えてくれた櫻井くん。確かに「櫻井翔」、「亀梨和也」、「小山慶一郎」は、名字と名前が同じイニシャルですよね。気づきませんでした。
忘れられないのは、「24時間テレビ」の会見の日に、「NEWS ZERO」ファミリーだった小林麻央さんの訃報(ふほう)を受けた会見を行った櫻井くん。「24時間~」の会見時に涙目だった櫻井くんを見た誰もが、「麻央さんが亡くなったから」と分かったかと思いますが、実は、その会見の前、たった1人で、麻央さんについてのコメント取材を受けていたんですよね。
櫻井くんは今回、お亡くなりになったおじいさまが残した著書を元にしたコーナーを担当されました。自分だからこそ伝えられること、届けられることに強いこだわりをもって伝えた櫻井くんは、今夏また、素晴らしいキャスターへと成長を遂げたことでしょう。
亀梨くんは、KAT-TUN充電中という年に、自身のソロコンサートも行いながら、「24時間テレビ」に取り組みました。直前までランナー予想で盛り上がり、瞬間最高視聴率は、ブルゾンちえみさんがゴールする頃の20時47分で40.5%という「紅白歌合戦」並みの数字が出たことばかりが話題になっていますが、亀梨くん主演のスペシャルドラマの数字も、ものすごい高視聴率でした。
「時代をつくった男 阿久悠物語」は、なんと25.6%!! 多くの視聴者の思い出に残っている阿久悠さんと亀梨くんのイメージは、当初「ちょっと違うのでは?」という声があがっていたのも事実でしたが、昭和の雰囲気とか、厳しくも優しい阿久悠さんを亀梨くんは好演なさいました。
「24時間テレビ」「スペシャルドラマ」「亀梨和也くん」と言えば、06年の第29回に亀梨くんが主演した「ユウキ」も思い出されますが、実は同作でも亀梨くんは最高視聴率28%を獲得しているんです。
でも、前段で説明させていただいたとおり11年前といまとでは、視聴者の皆さんとテレビとの関係が変わりつつあります。つまり、今回の「~阿久悠物語」での平均視聴率25.6%は、マラソンのゴール=番組エンディングと並ぶほど、特筆されるべき高視聴率だったのです。
もう一つ、個人的にグッときたのは、同ドラマの脚本を松田裕子さんが担当していたことでした。松田さんと言えば、ジャニーズの若手の皆さんが出演するドラマを多数手がけていらっしゃる方ですが、彼女が江頭美智留さん、横田理恵さんの3番手で書いていたのが「ごくせん」第2シリーズだったんですよね。亀梨くんが大きく羽ばたくきっかけとなった「ごくせん」を3番手で担当されていた松田さんが今回、1人で書かれた「~阿久悠物語」。松田さんにとっても亀梨くんにとっても感慨深いものがあったのではないかと思います……。
櫻井くん、亀梨くん、小山くんがグループの垣根を越え、3人で、それぞれのグループの大ヒット曲を歌い踊ったシーンも心に刺さりました。キャスターとして日本テレビの報道とスポーツを支えている3人の愛が日テレだけでなく、テレビ界をも救った……と言える今夏の「24時間テレビ」だったのです。
