他にも出てると思いますが・・・



報知、ニッカンには手紙全文公開されてます




シネマトゥデイ

吉永小百合、“息子”二宮和也からの手紙に思わず涙ぐむ


 女優の吉永小百合が12日、都内で行われた『母と暮せば』初日舞台あいさつに出席、本作で息子役を務めた二宮和也が座長として作品を支えた吉永への感謝の手紙を読みあげると、瞳に涙を浮かべた。この日はほかに、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督も来場した。

 広島を舞台にした戯曲「父と暮せば」の故・井上ひさしさんの遺志を山田監督が受け継ぎ、原爆で壊滅的な被害を受けた長崎を舞台に描き出した本作。35ミリフィルムでの撮影、編集が行われたことから、この日はフィルム上映という貴重な機会となった。

 満員となった場内を見渡した山田監督は「準備をした日からいつかは封切りの日が来ると心待ちにしていました。今日は映画を見終わったお客さまということで、法廷で判決を聞くような気持ちで胸がドキドキしています」とあいさつ。続けて吉永が「今日は大変な思いをしてチケットを取っていただいてありがとうございます」と切り出し、会場を沸かせると、「長崎を出港した山田丸は、今日、東京に上陸いたしました。ドキドキするような思いでここに立っております」と語り、会場から万雷の拍手を受けてホッとしたような笑顔を見せていた。

 公開初日までさまざまなプロモーション活動に従事し、座長として本作を引っ張ってきた吉永。スタッフ、キャストからの感謝の手紙が送られることになり、それを二宮が代読することになった。まず「ちょうど昨年の今頃、製作発表会見から1年間、小百合さんのそばで充実した日々を過ごさせていただきました」と読み上げると、「自分のことだけでも大変なのに、誰よりも気遣いの人でした」という吉永の姿勢を称賛。

さらに「ご自身が座長として作品を背負っているんだという覚悟と潔さは現場を明るくなごやかにして、関わる人すべてが過ごしやすいように作ってくださいました」と感謝を述べると、「小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごすことができました。そして先頭を走り続ける小百合さんはとてもかっこよかったです。その姿をいつも思いながら、一人一人が頼れる存在になって、小百合さんとまた素晴らしい作品をつくりたい。それが我々の今日からの目標です」と締めくくった。その言葉を聞いた吉永の目からは自然と涙があふれ、「本当にうれしいという気持ちと、これでしばらく皆さんとお別れになるのはつらいなという気持ちがあります」としみじみ付け加えた。





映画.com


吉永小百合、“息子”二宮和也からの手紙に感激「胸がいっぱいです」


山田洋次 監督の84作目となる映画「母と暮せば 」が12月12日、全国336スクリーンで公開初日を迎え、山田監督をはじめ主演の吉永小百合 二宮和也 黒木華 浅野忠信 が東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に出席した。


山田監督は「この映画の準備が始まった時から、いつかは封切の日が来ると心待ちにしていました」と話しながらも、満場の客席に対し「映画を見終わった人たちの前に立つのは、法廷で判決を待つ被告人の心境で、とてもドキドキしています」と苦笑い。主人公・伸子を演じた吉永は「“山田丸”という大きな船に乗り、スタッフもキャストも心を合わせ、(映画の舞台)長崎を出港し、今日東京に上陸いたしました」と感慨深げで、「お楽しみいただけましたでしょうか」と語りかけると、場内から温かい拍手が上がった。


また山田組初参加で、伸子の息子・浩二に扮した二宮は、初日の喜びを明かす一方で「公開に向けてテレビや雑誌、新聞にきれいな服で出ていた日々が終わり、汚い格好をして普通の生活していくのかと思うと、どこか寂しい気持ちがあります」とジョーク交じりに吐露。撮影時の苦労を聞かれると「歌のシーンでは、監督の前で何度も歌いました。(山田監督が)『もうちょっと優しくが良い。のびやかに歌ってほしいんだな。あれ、キー違くないか?』。何回もやらせていただきました」と振り返り、これには山田監督も「僕の母校の寮歌を彼が歌ってくれるわけです。嬉しくて涙が出そうでしたね」と手放しで褒めちぎっていた。


さらにこの日は、“座長”として作品をけん引した吉永にスタッフとキャスト一同からの手紙が寄せられ、二宮が代読。「小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごしました。そして、先頭を走り続ける小百合さんは、とてもかっこよかったです。その姿をいつも追いながら、ひとりひとりがもっと頼れる存在になって、小百合さんとまた一緒に素晴らしい作品を作りたい。それが、今日からの我々の目標です」と読み上げられると、再び会場を拍手が包み込んだ。


これを受け、吉永は「感激しております。皆さんのおかげで、やり通せたと思いますし、胸がいっぱいです」と感無量の面持ち。そして、声を絞りながら「皆さんとしばらくお別れする、つらい気持ちがあります。皆でお芝居をしたりご飯を食べたりする機会を、ぜひ監督にお願いしたい」と願いを込めていた。





TVfan Web


吉永小百合“息子”二宮和也の朗読に感激 二宮「普段の汚い格好や髪形に戻るのは…」


吉永は初日を迎え「“山田丸”という大きな船に乗って、キャストとスタッフが、心も力も合わせて長崎を出航して、今日、東京に上陸しました」と喜びのコメントを。


 二宮は「初日はうれしい気持ちでいっぱいなんですが、どこか寂しい気持ちもあって。公開へ向けてテレビや雑誌、新聞などに、きれいな服を着てきれいな髪にしてもらって出ていた毎日もなくなってしまうんだなぁと。普段の汚い格好で汚い髪形になってしまうんだなぁと思うとどこか寂しい気持ちもあります。ですが、映画自体は今日から始まりますので、皆さんの力で広めていただけたら」とあいさつした。


 印象に残ったシーンを問われた二宮は「僕が歌を歌うシーンがあるんですが、そこは監督とのやり取りがたくさんあったシーンです」と回答。「監督と『もうちょっと優しくがいいんだよなぁ』、『はい!』、『もうちょっと伸びやかに』、「はい!』、『あれ、キーが違うんじゃないか?』…とやり取りをしていたら、だんたんよく分からなくなっちゃって。そのぐらい何度もやらせていただきました。でもそこはすごく、浩二という人が現れているシーンかなと思っています」と笑いを交えて語る二宮に、山田監督も笑顔でうなずいていた。


 舞台では、山田監督と吉永へキャストから感謝を込めて花束が贈られ、さらに、吉永へのサプライズとして、キャスト、スタッフからの手紙を二宮が朗読した。


 「製作発表から1年間、小百合さんのそばでわれわれは楽しくて充実した日々を過ごさせていただきました。撮影中の小百合さんは誰よりも気遣いの人でした」と、ゆったりと言葉をかみしめるように読み上げていく二宮。


 「小百合さんと一緒の船に乗って本当に幸せな時間を過ごせました。先頭を走り続ける小百合さんはとてもかっこよかったです。その姿をいつも思いながら、一人一人がもっと頼れる存在になって、小百合さんとまた一緒に素晴らしい作品を作りたい。それが今日からのわれわれの目標です。この映画に関わった出演者、スタッフを代表して。二宮和也」と締めくくり、手紙を手渡した。


 吉永は「感激しております。皆さんのおかげでやり通せたと思っておりますし、今日初日を迎えて胸がいっぱいです」と語り、目を潤ませた。






サンスポ


吉永小百合、二宮和也の手紙に感激「胸がいっぱいです」


二宮からスタッフを代表して「小百合さんは、誰よりも気遣いの人でした。小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごしました。先頭を走り続ける小百合さんは、とてもカッコよかったです」と感謝の手紙が読み上げられるサプライズも。


 小百合は、「うれしいです。感激しております。皆さんのおかげで、何とかやり通せました。胸がいっぱいです」と声を詰まらせていた。





デイリー


吉永 ニノの手紙に涙「一緒の船に…」


撮影中には吉永がサプライズで二宮の誕生日を祝い、二宮も「かずや」と間違えられやすい名前を「かずなり」と浸透させてくれたことに感謝。すっかり“相思相愛”だった。


二宮はスタッフたちの思いをまとめた上で、自分の気持ちを手紙にしたため「小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごしました。小百合さんとまた一緒に素晴らしい作品を作りたい。それが今日からの我々の目標です」と読み上げた。


 吉永は一瞬、言葉が出てこなかった。撮影前には二宮の子供時代の写真をもらい、息子としてのイメージを膨らませていたという。「うれしいです。感激しています」と絞り出した言葉は震えていた。「みなさんのおかげでやり通せたと思います。胸一杯です」と“孝行息子”のサプライズを受け止めた。





スポニチ


吉永小百合“息子”二宮の手紙に涙ぐむ「感激 胸いっぱい」


一番好きなシーンを問われた二宮は自身が歌を披露するシーンを挙げ、「すごく監督とのやり取りがあるシーンだった。監督の前で何度も何度も歌って“もうちょっと優しく”“もうちょっと伸びやかに”“キー違くないか?”って。それは浩二が現れていているシーンで好きですね」としみじみ。戦争を知らない世代として演じて難しかったことを問われた二宮は「う…」とやや沈黙。「だいぶ大雑把に言うと、知らないっていうことですね。それを素直に言わないといけないことが一番大変だった。わからないものはわからないと言わないといけないというのがだいぶ勇気がいりましたね」と話した。

 吉永は“亡霊”となった息子相手に演技しなければいけないことに「会話は本当に普通だったんですけど、触ってはいけないというのが難しかったですね。どうしても手をかけてしまうんです」。手をかけると消えてしまうという切ないシチュエーションもあったが、二宮も「私もできれば消えたくはなかったですけどね」と笑わせつつ「お兄ちゃんが帰ってくるシーンでは唯一触れることができるので、生きている感じがしましたね。消えないんだって。うまく距離感を作っていただけた」。

 昨年12月に制作発表が行われ、主役として1年間引っ張ってきた母・吉永に息子・二宮からスタッフ、キャストを代表して感謝の手紙を読み上げるサプライズ。二宮から「小百合さんは誰よりも気遣いの人でした」「小百合さんとの一緒の船にとって本当に幸せな時間を過ごしました。先頭を走り続ける小百合さんはとても格好良かったです」と手紙を読み上げると、吉永は「嬉しいです。感激しております。皆さんのおかげで、何とかやり通せた。胸がいっぱいです」と目を潤ませた。




報知


吉永小百合“二宮の手紙”に涙…全文掲載


この日、二宮らが中心となり、今作に携わった全員の気持ちをつづった吉永宛の手紙を、二宮が代読。吉永は感極まり、涙を浮かべる場面もあった。(以下、手紙の全文)


 今日、「母と暮せば」の公開初日をついに迎えることができました。


 ちょうど去年の今頃この映画の製作発表会見があり、それから1年間、小百合さんのそばで、我々は本当に楽しくて充実した日々を過ごさせていただきました。


 撮影中の小百合さんはシーンも多くて出ずっぱりで、自分のことだけでも大変なはずなのに、誰よりも気遣いの人でした。


 スタッフ、キャストの一人一人を名前でちゃんと呼び、いつも山田監督の体調を気にされ、取材の方がいらっしゃると丁寧に挨拶して声をかける。


 ご自身が「座長」として作品を背負っているんだという覚悟と潔さは、現場を明るく和やかにして、かかわる人全員が過ごしやすい空気を作ってくださいました。


 撮影が終わってからも、坂本龍一さんとの音楽レコーディングや仕上げにも立ち会われたりと、いつも作品のことを考えて盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。


 小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごしました。


 そして、先頭を走り続ける小百合さんは、とてもカッコよかったです。


 その姿をいつも想いながら、ひとりひとりが今よりもっと頼れる存在になって、小百合さんとまた一緒に素晴らしい作品を作りたい。それが今日からの我々の目標です。


 この映画に関わった出演者、スタッフを代表して。


あなたの息子、浩二より。二宮和也

ニッカン

吉永小百合、二宮和也のサプライズの手紙朗読に涙

吉永小百合(70)が12日、東京・丸の内ピカデリーで行われた主演映画「母と暮せば」(山田洋次監督)初日舞台あいさつで、息子役を演じた嵐・二宮和也(32)とスタッフが共同で書いたサプライズの手紙を、二宮が朗読したのを聞き、涙ぐんだ。

 「吉永小百合様。今日『母と暮せば』の公開初日を、ついに迎えることができました。ちょうど昨年の今ごろ、この映画の製作発表会見があり、それから1年間、小百合さんの側で、我々は本当に楽しくて充実した日々を過ごさせていただきました。


撮影中の小百合さんは、シーンも多くて出ずっぱりで、自分のことだけでも大変なはずなのに…誰よりも気遣いの人でした。スタッフ、キャストの1人1人の名前をちゃんと呼び、いつも山田監督の体調を気にされ、取材の方がいらっしゃると丁寧にあいさつをして声をかける。


ご自身が、座長として作品を背負っているんだという覚悟と潔さは、現場を明るく和やかにして、関わる人全員が過ごしやすい空気を作ってくださいました。撮影が終わってからも、坂本龍一さんとの音楽レコーディングや、仕上げにも立ち会われたりと、いつも作品のことを考えて盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。


小百合さんと一緒の船に乗って、本当に幸せな時間を過ごしました。そして、先頭を走り続ける小百合さんは、とても格好良かったです。その姿をいつも思いながら、1人1人が今よりもっと頼れる存在になって、小百合さんとまた一緒にすばらしい作品を作りたい…それが、今日からの我々の目標です。この映画に関わった出演者、スタッフを代表して。二宮和也」


 吉永は二宮の朗読を聞き、手紙を受け取ると「ありがとうございます。とってもうれしいです…はい、感激しております。皆さんのおかげで何とかやり通せたと思いますし、今日、初日を迎えたということで、胸がいっぱいです」と、感無量の思いを語った。