記事でてます
NEWSポストセブン
嵐20万人宮城BLASTライブ メンバーが語った最後の挨拶紹介
4日間で20万8000人を動員した嵐の野外コンサート『ARASHI BLAST in Miyagi』(9月19、20、22、23日)が、宮城(ひとめぼれスタジアム宮城・利府町)で開催された。宮城でのコンサートは2007年以来となり、2011年の東日本大震災以降、嵐が東北で行う初めてのコンサートとなった。
櫻井は「支援ということに関しては、われわれができることはそんなに大きくないですけど、ただ、忘れない、風化させないということの一助になれると思う」との思いを語った。
去年のハワイに続き『ARASHI BLAST』第2弾となったひとめぼれスタジアム宮城でのコンサート。宮城県から招致を受け、被災地復興の一環として開催された。20万人以上を動員し、公演に合わせ、東北新幹線や在来線も増便、会場と4か所を結ぶ区間で延べ2500台のシャトルバスを運行した。
今回もグッズ監修をした相葉は、「ハワイの時はアロハ柄を取り入れ色合いもかわいらしくしたんだけど、今回は渋めにお洒落に仕上げてみました。嵐のコンサートグッズは、コンサート前に販売してるからコンサートに向けてファンのかたのテンションも上がっていくといいな…って思ってるんです」と語った。
大興奮のもと幕を下ろした『ARASHI BLAST in Miyagi』。初日の9月19日の最後の挨拶を紹介しよう。
コンサートアレンジを担当している松本潤(32才)は、BLASTへの思いもひとしおだ。
「8年ぶりに帰ってきた宮城で、同じ時間を過ごせて幸せだなぁと改めて思います。2011年に、僕らがまだ…ここ宮城含め、東北地方に来られなかった時に、どれだけの人が見てるか分からないと思いながらも、なんとか届いたらいいと思って、『みんな同じ空の下で繋がってるから、ひとりじゃないんだ』って言葉を忘れずに、毎日生きていってほしい、力強く生きてほしい…そんなメッセージを送ったことを今、思い出してました。
その空の下で、こうやって5万2000人の人と一緒に楽しい時間を過ごせて。ポジティブな気持ちになってもらえるような時間がこのコンサート中にあったんだとしたら、いいなと思います」
自身が出演する『ニュースZERO』(日本テレビ系)でも目を赤くして被災地への思いを語っていた櫻井翔(33才)。ここ宮城でのコンサートには強い思いがあったようだ。
「ARASHI BLAST第2弾、ここ宮城のコンサートは楽しんでいただけたでしょうか? 本当に全国各地から、ともすれば世界各地から、ここ宮城にまで足を運んでいただいて、感謝しています。ここ東北、被災地で頑張っている皆様がたには、われわれ5人は当然のことながら、ご覧のように嵐を介した仲間が、皆さんと共にいるということを、どうか心に刻んでいただきたいと思っております。
もうあんな悲しい思いはしたくないから。僕らと一緒に、全国のファンの皆さんと一緒に、共に笑顔で未来に歩いていけたらと思っています」
ハワイのBLASTでも、大粒の涙を見せたリーダー大野智(34才)は、今回も声を詰まらせる瞬間があった。
「このひとめぼれスタジアムは、2002年のサッカーワールドカップ(個人的に、相葉、櫻井と3人で観戦経験あり)以来ですけど。
あの時はまさか…僕らがここでコンサートをするとは全く思っていなかったし、できるとも思っていなかった。それが今、十数年を経て、ここに立ってる。これも本当に皆さんの応援あってのことだと思います。やっぱり、この空間があってこその僕らなので。これからも、この空間を何よりも大切にしたいと思いました。これからもぜひ、僕らについて来てください」
いつも天真爛漫なコメントでアラシック(嵐ファン)を沸かせる相葉雅紀(32才)。宮城でも思いっきり楽しんだようだ。
「ものすごい楽しかったです! どこまでも、みんなの笑顔があって、みんなの笑顔がこの空間を幸せにしてるんだなぁって…つくづく感じました。
去年、15周年ハワイでBLASTをやって。自分ごとですけど…毎年、年始には自分の中で目標を立てるんですけど。誰に負けたっていい、だけど去年の自分には負けないように頑張ろう!って思って、今年を生きてます。去年が15周年で、めっちゃ強敵だったんですけど。今日、超えました! ありがとうございました!!」
二宮和也(32才)は人一倍ファンとの一体感を大切にしている。BLASTにもそんな思いを込めたようだ。
「本当に楽しかったです! 『元気をくれてありがとう』とか『元気になりました』とか、あるかもしれないけど。なんか、こうやって一緒に元気になればいいんじゃない?って思うんですよね。もちろん、震災以降、環境や状況が変わった人はたくさんいるかもしれない。
だけど、みんなでこうやって楽しい、濃い思い出っていうのを、一緒に作って、一緒に元気になって。それで明日になればいいなって、そう思います。本日はありがとうございました。楽しかったです!」
JCAST
嵐「宮城コンサート」5万2000人が度肝抜かれた瞬間移動と空中遊泳
<Arashi Blast in Miyagi> 宮城県・ひとめぼれスタジアム宮城で開催された嵐の東日本大震災復興支援コンサート初日(2015年9月19日)、開演時間を10分過ぎて始まった。5万2000人の歓声がとどろく中、嵐の5人が高さ25メートルの高さの特設ステージに登場し、花道サイドステージに5人が一斉に瞬間移動するパフォーマンスを披露して、観客の度肝を抜いた。
コンサートのオリジナルグッズの監修は相葉雅紀、ステージ構成は松本潤、MCは櫻井、振り付け、衣装は大野担当した。
ニノ「またみんなで会おう。県知事さんにお願いして」
見せ場は「ARASHI 3Dフライング」と名付けられた空中遊泳装置だ。スタジアム中央の銀の王冠がするすると降りてくると、真ん中からパラソル型に開く。メンバーは背中合わせになって乗り、宙を飛びながら熱唱するという派手な仕掛けである。観客の頭すれすれを行き来するため、メンバーの匂いまで嗅げると大好評だった。メンバーがわざと揺らして、高所恐怖症の櫻井翔はビビリまくるというお約束のシーンもあった。
この日、歌ったのはアンコールも含めて37曲。5人がソロ曲を披露するコーナーもあった。最後はそれぞれの思いを言葉にして締めくくった。
二宮「また(みんなで)会いたいなって、そう思うなら、県知事さんに言おう。あの人に感謝してよ。あの人のひと言でやれたんだから」
大野「2002年にサッカーを見に来てから、まさかここでコンサートができるなんて思ってなかったです。この空間があってこその僕らです。これからもこの空間を続けていけるように、これからも僕らについてきて下さい」
櫻井「宮城でコンサートができて嬉しく思ってます。世界中から足を運んでくれて嬉しいです。共に笑顔で未来へ歩いて行きましょう」
相葉「楽しかったあ。毎年、自分で目標を立てるんです。去年の自分に負けないようにって。去年、ハワイでブラストやったけど、きょう(それを)超えました。焦らず諦めず進んでいきましょう」
松本「2011年、僕らが東北地方に来れなかった頃、『みんなこの空で繋がってるから』と言うメッセージを送ってました。僕ら15周迎えました。誕生日を祝えて最高だなあと。皆さんがいたから15年やってこれました」
観客とメンバーが一体となった瞬間だった。
Real Sound
嵐・相葉雅紀 × 松本潤の“相松コンビ”に漂う兄弟感とは? 真逆のタイプが生みだす関係性に迫る
9月24日放送『VS嵐』(フジテレビ系)に出演した相葉雅紀と松本潤が、ペアルックともいえる白と黒のボーダーの衣装で揃って登場した。ボーダーのトップスに黒の細身のパンツスタイルという、流行りの“双子コーデ”のようなスタイルで登場した二人は、仲良くボーリングにペアで挑戦。一緒に倒れたピンを数えたり、あまり成績が振るわなかったことを大野智に二人揃って責められるその姿は、まさに兄弟のようだった。すらっとした長身の二人は、ファンの間で「モデルズ」と呼ばれたり、どちらも涙もろいことから「泣き虫さん」と呼ばれるなど、テレビやコンサートなどで、この二人の組み合わせによるやりとりを楽しみにしているファンも多い。今回はこの相葉と松本の通称“相松コンビ”に焦点をあて、二人の関係性を探ってみたい。
相葉といえば、嵐の中でも飛び抜けて天真爛漫で自由なイメージを持つキャラクターだ。一方、松本は何事にもビジョンを描いて行動し、自分の考えを積極的にアウトプットするタイプである。そんな真逆な二人が、プライベートも含めて仲がよいのはなぜだろうか。ジャニーズに詳しい芸能ライター・佐藤結衣氏に話を聞いた。
「相葉さんと松本さんは“相思相愛”な二人組です。嵐のメンバーの中でも相葉さんと大野さんのようなおっとり組と、松本さんと二宮さんのようなツッコミ組という対照的な性格を持つ二人の組み合わせの方が、実は相性がいいよう。さまざまなことに妥協せずに取り組む真面目な松本さんは、自分と他人に厳しい面を持つ一方、自由な性格の相葉さんについ尽くしてしまう優しい一面があります。相葉さんが行きたいところに松本さんがついていったり、つれていってあげるというエピソードはファンの中ではおなじみ。プライベートでも本当に仲がいいようです。松本さんは考えて動くタイプだからこそ、自由にこれがしたいと直感的に動ける相葉さんといるのが楽しいのかもしれませんね」
また、自らを“嵐ヲタ”として、独自視点で嵐の魅力を捉えるライター・青井サンマ氏は、著書『嵐ヲタ絶好調超!!!!』の中で、相葉と松本のコンビを「いつも真面目な松本くんは相葉くんに『テンションが上がりすぎると周りが見えなくなっているよ!』などと注意することもあるそうですが、それを気にしすぎると相葉くんらしくなくなるから……と理解も示しているよう」と紹介しながらも、「相葉くんはその注意を受け入れつつ、受け流しているところもあるような……?真面目な弟をなんだかんだと兄さん的に受容する余裕なのかもしれませんね」と二人の関係性を指摘した。松本は、相葉の中に兄貴的な懐の深さを感じ取って慕い、相葉も、自分のことをいつでも真剣に考えてくれる松本だからこそ、心おきなく自分のペースで接することができているのかもしれない。
しっかり者の松本と天然キャラの相葉。一見まったく異なる二人ではあるが、関係性を紐解いていくと、お互いを思いやり信頼し合ったよき仲間だということがよくわかる。今後もこの兄弟コンビはさらにお互いの信頼関係に磨きをかけ、嵐のチームワークの良さに貢献していくことだろう。