朝日新聞DIGITAL
CMでは、宇宙 服に身を包んで登壇した「サロンパス」から、エビフライを模したバースデーケーキに驚いた「日清オイリオ 」。花壇に白いアンスリウムを植樹した「JCB」、そして探偵ホームズのコスチュームで登壇した「HOME’S」と、ほぼ月イチペース。
途中、大野智 くんによる「JAL」の特別塗装機のお披露目にも二宮くんはメンバーと共に登壇したし、12月公開の映画「母と暮せば」の完成披露記者会見もありました。
嵐はメンバー全員が複数のCM契約社数を誇っているのですが、その第一の理由はもちろん、彼らの人気が国民的だということ。加えて、イメージの良さ。さらに、起用すれば必ず“数字”が動く=いい結果が出るのはクライアントからすれば大きな大きな魅力になっていることでしょう。
先日、二宮くんが登壇する前、あいさつに立たれた「HOME’S」を運営する株式会社ネクスト代表取締役社長・井上高志さんは、「二宮さんの、その圧倒的メジャー感に加え、国内外から高く評価される抜群の演技力に裏打ちされた唯一無二の存在感が、より多くのユーザーに住まい探しの安心と喜びを届けたいという創業からの思いと合致することから」起用に至ったとおっしゃっていました。
国民的アイドルというだけでなく、嵐のメンバーは全員、国民的好青年と言えるほど、キチンとしていて礼儀正しくて、目上の男性からしてみたら、すごくかわいい存在だと思います。特に二宮くんは物腰が柔らかく、こうしたイベントでも自分の言葉で色々な話をしてくれて、でも、決して脱線はせず、その会社のコンセプトやイメージがさらに多くの人に伝わるように持っていくのです。
もうひとつ。二宮くんのトークの特徴は、司会者や聞き手の質問が終わるか終わらないかの、いわゆる“食い気味”でトークを始めることなんです。つまり、変な間が空かない。
これは聞き手にとっても、本当にやりがいのある相手だと言えましょう。
先日のHOME’Sの新テレビCM発表会は、まずCMが流され、続いて二宮くんが登壇。CMのメイキング映像を流しながら、女性司会者からの質問に答えていく……という流れでした。
最初に、CMについて聞かれた二宮くんは、もちろん食い気味で「そうなんですよ。自らMr.ホームズとなって撮影させていただきました」と笑顔。探偵風コスチュームで演技をした二宮くんについて「全く違和感がない」という感想を漏らす司会者に対し、ここも食い気味で、「ホントですか?」と喜ぶ二宮くんは「ふざけてる感じでもないので、けっこうシリア スめにやってるので」と説明。「二宮和也 ではなく、Mr.ホームズとして」登場したことに、すごくやりがいがあったといいます。
そんな二宮くんに応えるかのように、今回のCMはセットの隅々までや小道具の一つ一つにもこだわっているのだとか。「アンティークなモノ=小道具をこのワンカットのためだけに取り寄せ、(二宮くんが居る部屋は)全部セットなんですよね。いい環境でやらせていただきました。ホントに映画のワンシーンのように、ホントにこだわって撮っていただいたので……」と二宮くん。
すると司会者から、二宮くんの演技部分については、NGは一つもなかったという報告がありました。ここでは、もっとも食い気味に、「え? そうですか」とリアクションし、「じゃあ、いいCMですねぇ、いいCMだぁ」と本当に満足げでした。
トークセッションの後半は、「総掲載物件数ナンバーワンの不動産・住宅情報サイト」というHOME’Sが、二宮くんをイメージして、オススメしたいという住まいの画像がスクリーンに映し出されました。
実は二宮くんが本領を発揮したのはここからだったんです。
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