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吉永小百合、嵐・二宮に“母心”「うちの息子大丈夫かしら」
女優の吉永小百合と人気グループ・嵐の二宮和也が12日、都内で行われた映画『母と暮せば』(12月12日公開)クランクアップ記者会見に出席した。劇中で親子役を演じた二人だが、撮影ではお互いを「和也さん」「小百合さん」と呼び合うほど仲良しだったようで吉永は「テレビで(二宮の)とても危険なシーンを見るとドキドキしちゃって『うちの息子、大丈夫かしら』と思ったりしてます」と“母”の心境を語った。
吉永の“和也さん”呼びに二宮は「ドキドキしちゃいます。身内にも一回も呼ばれたことがないので僕の初めての人になりました」と満足げ。自身が“かずや”と間違えられることから「初めての現場では“かずや”でもいいと半ば諦めているんですが、吉永さんは第三者がいるとき必ず“かずなり”さんと呼んで『この人は“かずなり”ですよ』と宣伝してくれる。諦めていた自分をぶん殴ってやりたい。本当に母親のような接し方をしていただいてありがたかった」と感謝した。
舞台は1948年8月9日の長崎、助産婦の伸子(吉永)の前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二(二宮)の亡霊が現れる。ときどき、伸子の前に姿を見せる浩二と奇妙で楽しい時間を過ごす伸子だったが…というあらすじ。劇作家・井上ひさしさんの代表作『父と暮せば』の対となる作品を制作したいという思いを引き継いだ山田洋次監督による初のファンタジー作品となる。
今回「山田組」初参加となる二宮は「監督に紙とペンを渡されて『自分の名前をかいてごらん』と言われるような感覚。32年のいろんな経験が邪魔をして混乱した。これではダメだと思い書き殴るように初日に立たせてもらった」と回顧。山田組は5回目と常連の吉永だが「監督の情熱に応えられず落ち込んだりもしましたが、息子が軽やかな演技をしてくださるのでそれに助けられた」と感銘を受けていた。
会見には浩二の恋人・町子役の黒木華、町子の新たな恋人・黒田役の浅野忠信も登壇した。
スポニチ
二宮和也 “母”吉永小百合は「僕の初めての人になりました」
山田洋次監督(83)の最新作で、吉永小百合(70)が主演する「母と暮せば」(12月12日公開)のクランクアップ会見が12日、都内のホテルで行われた。
長崎の原爆で亡くなった息子と母親が3年ぶりに再会するファンタジーで、長崎でロケを行ったほか、山田監督と吉永は今月9日の平和祈念式典にも参列。山田監督は、「ものすごく暑くて、すごい汗が出る中、被爆された方、暑さやすさまじい臭気、死骸の中で肉親を探し続けた方がどれほど辛く悲しかったかを思っていた。戦後70年にこの作品を作りあげられ、公開できるとことはとても意義のあること」としみじみ話した。
原爆詩の朗読会を続けている吉永も、「若い方たちの中には広島や長崎で何が起きたのか知らない方が増えていると聞きました。そういう年代の方にぜひ見ていただき、あの時何が起こったのか、そしてこれからどんなふうに未来に向かって歩いていけばいいのかと感じていただけたらうれしい」と神妙な面持ち。さらに、「語り続けていくことが、私たちにできること。見た方それぞれの心にしっかりと残る作品になると信じています」と自らに言い聞かせるように話した。
亡霊となって現れる息子役で山田組初参加の二宮和也(32)は、吉永に対し「和也さんと呼んでいただけて、ちょっとドキドキしちゃいました。身内にも1回も呼ばれたことがないので、僕の初めての人になりました」と最敬礼。対する吉永も、「どう呼んでいいか分からなかった時に、すっと小百合さんと呼んでもらって感激したんです。距離がグッと縮まったようで、今でもテレビでとても危険なことをしていると、ウチの息子、大丈夫かなと思ってしまいます」と明かしていた。
ぴあ
吉永小百合&二宮和也、名前で呼び合う
終戦70年を記念し製作された『母と暮せば』のクランクアップ会見が8月12日に、都内で行われ、山田洋次監督、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信が出席した。
1948年8月9日、長崎で助産婦として暮らす伸子(吉永)の目の前に、3年前の原爆投下で亡くなった息子の浩二(二宮)がひょっこり姿を現すという、山田監督が初めてファンタジーを手がけた本作。終戦70年を迎える今年、山田監督が故・井上ひさしの広島を舞台にした『父と暮せば』と対になる作品として映画化した。
「運命を感じた作品。僕にとっては一番大切な作品になるんじゃないかと思う」と強い思い入れを示す山田監督は、「当時を知る人々が減っているなか、長崎で何が起こったのか後世に伝えなければいけないと改めて思った。メッセージを伝えるために映画を作るわけではないが、平和や戦争について考えてもらえれば」と熱弁。「同時に母と子の愛情の物語であり、悲しい恋の物語でもある」と語りかけた。
一方、山田監督と5度目のタッグを組む吉永は、「心からの演出で、怖いほどの情熱を感じた」と振り返り、「それに応えられない自分がいて、悩んだが、二宮さんの軽やかな演技に助けられた」と感謝した。
作品に対しては、「かけがえのない人を失った家族の物語。語り継いでいくことの大切さを感じる」(吉永)、「役柄を通して、自分の思いを映画に置いてきたつもり」(二宮)とそれぞれの思いをコメント。撮影中は「小百合さん」「和也さん」と名前で呼び合ったそうで、「どうお呼びしたらいいか、悩んでいたら、すっと“小百合さん”と呼んでくれて…」(吉永)、「うちの家族でも名前で呼ばれることはないので、和也さんと呼んでいただき、ドキドキしました」(二宮)と演技を通して育んだ親子愛を振り返った。
<追記>
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