Mステみました~
GUTS!
迷宮ラブソング
誰も知らない
衣装インナーが少し気になりましたが。。。。
最後はお決まり大野さん![]()
お風呂入ってからリピしたいと思います。
YAHOOニュース
5人だけじゃ嵐じゃない。16年目のスタート、『THE DIGITALIAN』
「デジタルと人間の融合」をテーマにした13枚目のオリジナルアルバム『THE DIGITALIN』を引っさげ、11月14日の福岡を皮切りにスタートした『ARASHI Live Tour 2014 THE DIGITALIN』は、全国5会場18公演で84万5千人を動員して完走。
5大ドームツアーでは初となるLEDライト無線制御システムを演出を取り入れたコンサートは、嵐のあくなきエンターテインメント精神を見せつけた。最終日となる12月23日の東京ドーム公演を取材。
5周年には『5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004』、10周年には『All the BEST! 1999-2009』とCDデビューから5年ごとの節目にベストアルバムをリリースしてきた嵐。
しかし、15周年となる今年はあえてベストアルバム的なものを出すのではなく、新しいオリジナルアルバム『THE DIGITALIN』をリリース。それが印象づけるのは、彼らにとって15周年は通過点でしかないということ。そして、新たな演出を大胆に取り入れた今回の5大ドームツアーは彼ら前へ進み続けていく意志をはっきりと見せてくれるものだった。
いまやジャニーズのコンサートではお馴染みとなったムービングステージを最初に使ったのは嵐だが、今ツアーでは大幅にスケールアップした巨大ムービングステージ「ARASHI MOVING WING」(面積165平方メートル、横幅45m、最高到達点・地上8m)を導入。
さらにはLEDライト無線制御システムを採用したうちわ型の「ARASHIファンライト」を演出にとりいれた。5大ドームツアーでは史上初という無線制御システムの演出で、ファンライトの色が一斉に曲と連動して変化する演出はまさに壮観。
オープニングから5人それぞれの心拍数がリアルタイムで大型ビジョンに表示されたり、腕に取り付けた筋電センサーから嵐自身の実際の筋肉の動きを感知したり。
心拍数がリアルタイムで連動していることを示すために、大野智と二宮和也がステージ上で競争してみせるお楽しみもあれば、『Hope in the darkness』ではその筋電センサーが感知した動きをデジタル信号にして、動きに合わせて音が鳴ると同時に、映像、照明、電飾、レーザー、ARASHIファンライトも操るという「デジタルと人間の融合」というコンセプトを視覚化して見せる演出で、ドームを興奮と感動で包みこむ。
公演前の囲み取材で松本潤が「構想3年」と話していたその新しい試みも含め、世界的ステージデザインの権威である故マーク・フィッシャー氏設立の事務所「STUFISH」が手がけた洗練されたステージデザインとあいまって、目の前に広がるのは、すべてが完壁と言わずにいられないライブ。それは嵐がアーティストとしてもさらなる高みを目指し続けていることを見せつける素晴らしき世界だ。
ただ、そのハイクオリティな世界を自分たちだけで作り上げるのではなく、ファンと一緒に作り上げようとするのが嵐の素晴らしいところでもある。
「この1年、こうしてほかの4人と過ごしてきて、改めて強く感じたのは、やっぱり、この5人じゃないと嵐じゃない。だけど、この5人だけじゃ嵐じゃない」と本編最後の挨拶で話し、「なので、これからも僕たちと一緒に嵐を作っていけたらなと思っています」と続けた櫻井翔の言葉が印象的だ。
そんな彼らの想いは、コンサート会場でおなじみのうちわを使って、より一体感のある演出を5万5千人で作り上げたことに象徴されている。
『WISH』で行われたそのファンライト演出。ファンライトを手にした5万5千人の観客がウェイブしながらファンライトのスイッチを入れるというアクションはなかなか高度だが、完壁主義者の松本からのその演出の説明を一度聞いただけで観客もその演出を成功させてしまうのだ。
その原動力はもちろん一緒にコンサートを作り上げようという観客の想いにほかならない。
しかも、この日は翌12月24日が相葉雅紀の誕生日ということでそのファンライトを使って、「オメデトウ MASAKI」というお祝いメッセージが相葉のメンバーカラーであるグリーンのLEDによって浮かび上がるというサプライズも! 誕生日のサプライズが何かあるだろうことをファンの誰もが予想しているなかでの、この意表を突く演出。
ハートフルなデジタルを目指した『THE DIGITALIN』のライブならではのサプライズはお見事としかいいようがない。
そして、デビュー曲『A・RA・SHI』をはじめとして15曲も披露したアンコール。新しい一歩を踏み出しつつ、15周年を一緒に祝う時間を共有させてくれたのもファンには嬉しいプレゼントだろう。
「立ち止まったり、振り返ったりするってことは悪いことじゃないと思うんだ。べつにそれは否定はしないけど、やっぱり自分たちは前に進んでみたい。進んだ先に何があるのかを、みなさんと一緒に観たい。そういう思いで活動してきたグループでもあるので、それが16年目からも体現できて、みなさんと一緒に踏み出せたっていうのはすごく意義のあることなんじゃないかなって」と二宮和也も語ったように、ファンの気持ちにも16年目の新たなスタートを切らせてくれた嵐。
クオリティの高いライブでアーティストとしてもすごい地平へと歩み始めたことを印象づけた嵐だが、その歩みも想いも これからもファンとともにありつづける。