記事でてます
シネマカフェ
松本潤×上野樹里「陽だまりの彼女」・・・原作とは違う“その先”のラスト
松本潤&上野樹里 を主演に迎え、大 ヒット作『ソラニ ン』『僕等がい た』の三木孝浩監 督が手がける『陽 だまりの彼女』。 累計発行部数100万部を超え、“女子が男 子に読んでほしい恋愛小説No.1”を誇る原 作の映画化とあって、ファンならずとも 気になる原作との違いを、三木監督と本 作の小川真司プロデューサーから話を聞 いた。
既に原作を読んだ人も、まだ原作を読ん だことがない人も、気になる“原作と映画 の違い”。いくつか原作からの変更点があ る中で、最も大きな違いは、映画の舞台 そのものと、映画オリジナルのラストだ という。
原作では、主人公の浩介と真緒の二人の 故郷でもあり、物語の重要な舞台となる のは千葉県だが、映画化にあたり“湘南”へ と移されている。
「まず、タイトルにもある“陽だまり”感を 映像でどう表現するかで悩んだのです が、冬の斜光を反射した湘南の海面の煌 めきに包まれてる浩介と真緒が浮かん で、この物語にとても合ってると確信し ました」と語るのは、三木監督。「この 物語を秋冬の人肌恋しくなったときに観 たくなるラブストーリーにしたかったの で」と、その理由を明かした。
「江の島の島内の街並みがとてもノスタ ルジックで、何十年も変わらない風景な ので、回想を同じ風景の中で撮影しても 違和感がなかったことと、江の島自体が パワースポットでもあり、ファンタジッ クな物語が展開する場所としてすごく マッチしてたと思います」と、舞台の変 更に自信を見せる監督。
また、小川氏も「2人の思い出が込められ ている舞台設定としてふさわしいこと。 また、海に浮かぶ島は古来、神の島とさ れており、その神秘性がこの映画の設定 に説得力を与えてくれると思ったからで す。懐かしい風景、美しい風景、海と 山、と画にバリエーションが出ました。 映画を観たあとでそこに行ってみたい、 と思えるような素敵な映像が沢山ありま した」と語った。
美しく神聖で、よりファンタジックな場 所へと舞台を移し、秋から冬へと空気も 気持ちも変化し移ろっていく季節に公開 する本作。映画作品だけでなく、「いき ものがかり」、「FUNKY MONKEY BABYS」、「YUI」、「ORANGE RANGE」、木村カエラなど数多くのPVや ライブ映像などを手がけ、映像の柔らか な美しさに業界内外から高い評価を受け る三木監督が切り取った、湘南が映し出 す“陽だまり”の世界がスクリーンに表現さ れているはずだ。
さらに、原作ファンの間でも話題とな り、レビューが盛り上がった“物語のラス ト”について、映画では原作に描かれない 「その先」がある、と監督は言う。
「映画化にあたり、真緒の視点を増やし たいと考えていました。小説で語られて いるのは浩介側から見た物語。その一方 で、真緒はどんな想いで浩介を見ていた のか。それは小説を読んだ僕自身が特に 想像が膨らんだ部分で、映画化する上で ぜひ追加したいと考えていました」。
「(上野さん演じる)真緒側の想いを描 くことで、より2人のラブストーリーとし ての厚みが増して、その想いの強さが小 説とはまた違った奇跡のラストへの原動 力になりました」と、三木監督は映画の ラストへ込めた思いを語った。
小川氏もこのラストについては、「原作 よりも、より感動的なラストにしたかっ た。ラブストーリーとして典型的なボー イミーツガールのストーリーを丁寧に描 きたかったが、実写の映画にするなら ば、ファンタジーの要素がありながらも そこには人生の真実味が付加されている べきだと思ったからです」と話してい る。
“恋愛青春映画の名手”と言われる三木監督 と、『ピンポン』『ハチミツとクロー バー』『ノルウェイの森』などの話題作 をプロデュースしてきた小川プロデュー サーとのタッグは、新たな舞台とラスト を用意し、100万人を虜にした原作を、男 女に関わらず幅広い世代に、自分を重ね 合わせられる新たなファンタジック・ラ ブストーリーへと生まれ変わらせた。ス クリーンで見る、“陽だまり”のハッピーエ ンドをあなたも体験してみてほしい。
明日は モーニングバードにZIPQTですね![]()
相葉くん、、、めちゃかっこいいですよ(^O^)/10/31発売Mgirlでみれます!
- M girl 2013-14 AW/日販アイ・ピー・エス
- ¥980
- Amazon.co.jp