明日発売 anan


COWER STORY


「カメラの存在、忘れてください」シャイな大野さんの素顔、届けます!


これまで本誌でも数々のグラビアに登場し、時にワイルドに、時にセクシーに、カメラの前でその魅力を披露してきてくださった大野さん。ですが、そんな大野さんが正直照れ屋、というかシャイな性格でいらっしゃる、というのはいまやファンならずとも周知の事実…(ですよね?)。言ってみれば、そのスペシャルな姿は、普段テレビで拝見する、“ほのぼの”な雰囲気からの鮮やかすぎるギャップという意味も含みつつ、私たちに美しい衝撃を与えてくれたのでした。


そして迎えた2013年の夏。


場所は都内のマンションの一室。夕暮れ時からスタートした撮影で、今回大野さんにお願いしたのは1つだけ。「今日はできるだけそのままの大野さんを撮りたいんです」。たとえば、仕事が終わって部屋に帰った後、好きな美術書をじっくり眺めたり、服を着替えたり、いつも通りの時間の過ごし方を見せてください、と。(叶うなら、カメラの存在なんて忘れちゃうくらいで、お願いします!)


そうして始まった大野さんの素敵な自由時間。ある時はベッドに寝転んだり(本当に寝ちゃうかと思いました)、枕の下に手を入れてみたり(落ち着くから、だそう)。時間がたつにつれ、スタッフ一同、なんだかリアルに大野さんの部屋にお邪魔しているような不思議な感覚に…。何より、カメラを意識しない大野さんの何気ない表情が、本当にどれも優しく柔らかで。そう、私たちが撮りたかったのはこんな瞬間だった! と何度胸が熱くなったことか…。


とは言いつつも、やはりカメラ目線のカットももちろん欲しいわけで。撮影の終盤、「目線くださ~い」「笑顔お願いします~」そんな声がかかると、シャイな大野さんはやっぱり少し緊張されたり、照れられたり…。そこでフォトグラファーが一言。「大野さんって、“このカット、ラスト1枚です!”ってシャッター切り終わった直後が、一番リラックスして、いい笑顔になるんですよ~」と、ご本人でさえ気づいていなかった事実を種明かし。


冒頭インタビューページの1カットは、そんな大野さんの習性(?)を狙って、「ラストです!」の直後にフェイントで撮った最高の笑顔です





an・an (アン・アン) 2013年 8/28号 [雑誌]/マガジンハウス
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楽しみですニコニコ