記事を探してたら遅くなりましたあせる


読売新聞夕刊@関東(関西載ってなかったです汗)に、


春ドラマ座談会、家族ゲーム掲載ありってことで、記事探したらでてましたビックリマーク



YOMIURI ONLINE

春の連ドラ記者座談会(上)


家族ゲーム 1位なんですよね~ニコニコ



春の連続ドラマ座談会がやってきました。出会いの季節らしく3人が新メンバーとなり、今回も独断と偏見のトークを繰り広げます。


 女性が2人加わりました。やっぱり前回までの「オジサンファイブ」は、読者の心を盗めなかったか。


 何だそりゃ。オレは座談会は15年ぶりで楽しみだ。さあ始めよう! どうした(大)、苦い顔して。


大  うーん、今回は全体的に不作では? 企画の意図がよく分からない作品が多かったですよ。


 謎解きや刑事物が多すぎませんか。そんな中、過去にも映画やドラマになった「家族ゲーム」が記者票1位でした。


 不登校の子供の家にやってきた型破りな家庭教師。過去作品と必ず比較されるから、主役の桜井翔は大変ですよ。よく引き受けた。優等生的なイメージを破ろうと、もがいている感じは、いいと思います。


 制作陣も、番組冒頭に長い沈黙を持ってくるとか、普通避けそうな演出に挑戦している。映画版で教え子役だった宮川一朗太が出演していたのは笑った。昔の作品への敬意も感じます。

 陽気な不気味さがいい。同じ学校が絡むドラマでも、幽霊が見える教師を香取慎吾が演じる「(かす)かな彼女」あたりは、これを前にすると、弱いなあ。


 そうですか? 香取と幽霊との掛け合いが楽しいし、CGで表現された幽霊が町を駆け回るシーンなんか、ユニークでしたよ。


 私は、先生役の前田敦子の脚線美が目立ちすぎて、もう! 生徒は勉強どころじゃないですよ。


 そこが気になったか。米倉涼子が、タイトルそのままの異色の高校生として、学校の問題を解決する「35歳の高校生」も、アイデアは面白いと思うぞ。


 スポーツカーでさっそうと学校から去る米倉が格好いい。でも、初回を見る限り、なぜ彼女が先生でなく、生徒役でなければならないのか分からない。


 先生役だと、ありがちな学園ドラマになってしまうからでは? 「空飛ぶ広報室」は、好評ですね。


 綾野剛が最高! はかなげな感じが「きゅん」とします。今が旬ですねぇ。航空自衛隊の花形パイロットだったのに、事故で戦闘機に乗れなくなった男を繊細に演じています。


 彼は髪を短くしてから、すごくよくなりました。


 いや、彼と恋に落ちるディレクター役の新垣結衣でしょ。ガッキーを主人公にラブコメなんて、それだけで男はきゅんとします!


 そうだそうだ。


 お前たち、そんなに「胸きゅん」したいのか……。特に(大)は新婚だろ。


 ドラマは別腹です。でも、彼女は元記者のはずなのに、勉強不足にもほどがある。取材対象に「何かニュースになるネタはないですか」なんて、禁句ですよ。


全員 うんうん。


 すし屋に盗みに入った男(古田新太)が、10年ぶりに帰ってきた腕利き職人に間違えられる「間違われちゃった男」は、閉じた空間で、せりふや表情のニュアンスで見せる展開が舞台劇のよう。古田が生き生きしているぞ。


 店と母屋をぐるぐる歩き回るカメラワークもいいですね。


 でも、ちょっとうるさすぎませんか。元が舞台だからって、あんなにセリフを叫ばなくても聞こえてます、と言いたい。


 その点、「雲の階段」で、無免許手術をする長谷川博己が、焦ってどなるのは、リアルだったよ。


 彼は女心をくすぐる演技もいいですよね。「ラスト・シンデレラ」「鴨、京都へ行く。」は、伸び悩みました。


 「鴨…」は、財務官僚の主人公(松下奈緒)が、傾きかけた老舗に帰ってくる、ってあまりにもありがちだよ。バリバリ働いてきた主人公(篠原涼子)が、恋をするために奮闘する「ラスト…」は、レディースコミックそのものな雰囲気・展開で、オレみたいなオジサンには、全く理解できない。


 女性には「あるある」と共感できるシーンもあるけど、人物の性格が極端すぎるかな。


 今回は、賛否が分かれる作品が多いですね。