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嵐 : NHK「みんなのうた」に初登場 10年紅白で制作された「ふるさと」を歌唱
人気グループ「嵐」がNHKの音楽番組「みんなのうた」に初登場することが、わかった。番組の4、5月放送の新曲として、嵐は10年の第61回NHK紅白歌合戦で制作され、出場歌手とともに歌った「ふるさと」を歌唱。幅広い年代の人気を集める「嵐」のメンバーが、それぞれの心の中にある大切な“ふるさと”を思いながら、仲間と一つになって歌い上げるという。
「ふるさと」は「第80回NHK全国学校音楽コンクール」(Nコン)の「小学校の部」の課題曲で、「みんなのうた」が「小学校の部」の課題曲を取り上げるのは初めて。「Nコン」は、全国10万人の小中高校生が参加する日本最大の合唱コンクールで、毎年、著名な詩人や作曲家、シンガー・ソングライターが課題曲を書き下ろしている。
同曲の作詞を手掛けた小山薫堂(くんどう)さんは、「ふるさととは場所だけではなく、いつでも自分の心の中にあって、生きていく上で芯となる、冒険で例えるならば方位磁石のようなもの」とコメントを寄せている。
「ふるさと」のほか、4、5月放送の新曲は音楽ユニット「ZABADAK」が歌う「いのちの記憶」、シンガー・ソングライターの真依子さんが歌う「ふきとひよこ」が取り上げられる予定。番組は総合テレビで平日午前4時5~10分、平日および日曜の午前10時55~同11時に放送。Eテレでも放送している。
昨日の記事です
朝日新聞
テレビの録画再生を含めた視聴率 の実態が、朝日新聞が入手した調査結果で初めて分かった。視聴率 は放送時間中に見られた数値しか公表されていないが、視聴実態をより反映した録画を含めた数値をみると、人気ドラマの中には録画再生が放送中を上回る例もあった。テレビ放送が始まって2月1日で60年、視聴率 調査が始まってから半世紀以上がたつが、公表数値が視聴実態と離れつつあることが浮き彫りになった。
公表されている視聴率 は番組の人気の「唯一のものさし」とされ、調査会社ビデオリサーチが全国27地区6600世帯を対象に、放送中に見た人の割合を地区ごとに調べている。関東、関西、名古屋は各600世帯が、北部九州 、札幌などは各200世帯が対象だ。
同社ではこの調査とは別に、東京30キロ圏内で録画機器を所有する約200世帯を対象に、放送中の数値に加えて録画した番組を放送の7日後までに再生した人の割合を示す「録画再生率」も調べている。朝日新聞は今回、今年1月1日~7日の1週間分のデータ(未公表)などを入手し、実態を分析した。公表された600世帯の「視聴率 」と単純に比較はできない。
録画再生率が圧倒的に高いのはドラマだ。3日放送の「ラッキーセブンスペシャル」(フジテレビ)は放送中が12・6%だったが、録画ではそれを上回る13・5%だった。連続テレビ小説 「純と愛」(NHK)は4日朝の放送中は17・6%、録画再生は5・4%。平日午前放送の韓流ドラマ では、放送中が0・5%だけだったが録画が3・0%に達した例もあった。