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「怪物くん」が圧倒的な強さで初登場首位!『ステキな金縛り』は250万人を動員し『カイジ』も100


今週の国内映画興行ランキングは、嵐の大野智主演『映画 怪物くん』が圧倒的な強さで初登場首位を獲得、配給元の東宝では「興収40億円に向けて大ヒットスタート」として期待を寄せている。


 全国446スクリーン(3D版は370スクリーン)で公開された本作の初日2日間の成績は、動員が43万1,093人、興収が5億8,103万8,150円。そのうちの全体の約70パーセントが3D版を鑑賞した。客層の男女比は10対90で女性客が圧倒的。年齢別では16~19歳が24.7パーセント、13~15歳が21.4パーセント、30代、40代がそれぞれ14.9パーセント、20代が12.7パーセントという結果に。中高生を中心とした10代が約半数近くを占めるだけでなく、30代、40代の会社員、主婦などからも幅広い支持を集めたようだ。また、カップル、ファミリーを中心とした複数での来場が全体の約9割を占めており、これからの冬休みに向けて、さらなる口コミが期待されている。


 本作を鑑賞した動機として、「テレビドラマ版が好きだから」「嵐の大野智の出演作だから」がそれぞれ40.3パーセントとなり、合わせて80パーセントを超える高い支持率で、藤子不二雄Aの原作および嵐人気の強さを印象付けた。また、本作製作の日本テレビを中心に100本以上のテレビ番組、そして100を超える紙媒体にも登場し、主演の大野が積極的にPR。その甲斐あって、本作を観ようと思った情報源についても、「テレビの情報番組やバラエティー番組を観て」が23.2パーセント、「怪物くんスペシャルでの告知」が15.8パーセントと高い数値を記録している