喜界島の徳洲会病院に勤め始めたジローが、島に行ってから初めて12/22(木)に帰省した。

大学院中退後ぶらぶらしていたジローは、熊本地震の真っただ中の5月に徳洲会病院の面接を受け、6月から採用になった。

 

学生のときはこちらから連絡を入れても一切電話に出ることなく音信不通だったから、何をしているのか、どういう状況なのか、皆目分からなかったけど、今は電話連絡がとれるので、ある程度どのような状態なのかは知っている。

 

ジローが喜界島に行ったことについては心から喜んでいる。島の人たちからはこれ以上ないほどの歓迎を受け、よくしてもらっているようである。僻地だからなのか給料は高い、勤めて半年だというのにボーナスも出たという。

 

 

ようやく親の庇護の下から離れ、自立、自律への道を歩き始めた。これまでのところ順調である。この先、どのような厄災が待ち受けているか、誰にも分からない。何があっても多くの人の力を借りながら自分自身で道を切り開いてもらいたい。

 

カミさんが家に帰ったら「何が食べたいか」と電話で聞いたところ、「すき焼き」と答えた。島では豚肉が一般的で山羊も食べるが、牛肉がないという。がねなんぞは牛肉2枚も食べれば十分だけど、ジローは若いからもう少し量がいるかな。

 

帰宅したジローは、まとまった休暇をとるために12連勤こなしたので多少疲れ気味ではあったが、身体が引き締まり健康そうである。お土産に、なかなか手に入らない、これはうまいと評判の『朝日』を持ってきてくれた。

 

熱燗や平凡に鍋囲みけり

 

ペタしてね