青春映画ベスト・ヒット集の10番目に登場するのはレット・イット・ビー。ライナーノートより:ビートルズ主演映画も数多い中で、1970年に製作されたこの作品は、解散寸前のビートルズが、ロンドンのアップル・スタジオでのレコーディング風景を中心に、脚本なしのぶっつけ本番で撮影されたドキュメンタリー・フィルムです。主題曲のこのナンバーは、いまやロックのスタンダードともいうできレノン・マッカートニーのコンビによる作品、197年4月には全米ヒット・ナンバーワンになっています。この他にも、ラスト・シーンのアップルビル屋上でのハプニング演奏で歌われた<ゲット・バック>など、彼らのヒット曲も数多く登場しました。

 

ま、このような映画で映画館に足を運んで観た。ドキュメンタリーであるからいろんなことが読み取れるのだけど、なんだか重苦しい空気が漂っていて、何よりもビートルズの面々が楽しそうではない。映画を観終った観客も楽しくない。もうビートルズを聴かなくてもいいか。この映画がそう思わせた。そしてビートルズを聴かなくなった。無論のこと、その後ビートルズは解散してしまった…。