万難を排してというほどのことではないけれど、気持ちは加唐島(かからのしま)行きに傾いている。


朝鮮の歴史について無知ではあるが、三国時代といわれる頃の地図がおぼろげに思い浮かぶ。半島の北半分を高句麗が占め、南の半分ずつ新羅と百済が占める。やがて唐と結んだ新羅が勢力を拡大するという図である。


それは7世紀くらいまでのことで、倭政権が日本を統一していくプロセスと重なる。日本武尊などが登場するのだから、乙羽信子演じるアメヌウズメノミコトの舞が思い浮かぶほど昔のこと。


ま、神話の世界の話であり、確かなことは分からないので、諸説あって、何がホントなのかどうもはっきりしないのだが、朝鮮と倭(ヤマト)との間にもしかしたら今以上の交流があったのではないか。


武寧王
側室


加唐島(かからのしま)はWIKIPEDIAによると、

「百済の王家の者が倭国に人質として献上する際、加唐島まで来たところ一児が生まれたので嶋君と名付けて百済に送り返した。これが武寧王である」

としている。


そのような史実があるとして、その後どのように伝わったのか定かではないが、これをモチーフにした曲が作られ、そして演奏されるというので、そのコンサートを観に行こうというのだ。


現実に韓国の人々と交流のある、しのぶたけさんから諸々の話を聞くことになるだろう。がねは傍観者の如く様子を眺めるに過ぎないだろうが・・・。


これはかなり地味でローカルでマイナーな話であって、一般受けしないという確信がある。ましてや朴クネ韓国大統領や朝鮮日報が反日に奔走している昨今である。


せめてレポートは明るく楽しいものにしなければなるまい。


加唐島についてはこちらから

http://imagic.qee.jp/sima4/saga/kakarasima.html