佐渡レポートが終わってしまえば、後は何も書くことが無くなってしまった。どうしよう。などと思う間もなく、“うき山の会”定例登山の日が近づいてきた。


6/6(土)は九重連山の一つ、平治岳(ひいじだけ)に行くことになっている。ミヤマキリシマが満開を迎えているというのだ。


おそらくは多くの人々が押しかけるようにして集まるのではないか。行列を成し、一人ずつ順番に歩くことになるのではないか。それが心配ではあるが、混雑するのは頂上付近であり、ミヤマキリシマの群生するところであるから、かえって好都合だという人もいる。ミヤマキリシマに囲まれてゆっくりと時間を過ごすことができるのだから。


などと、まるで経験者のような口を叩いているのは、事前にブログを見ているからである。世の中には几帳面な人がいて、実に丁寧なレポートをアップしてあるので、事前学習ができる。そして、事実はブログ記事のとおりなのだ。ブログの記載内容を語れば、あたかも既に行って来たかのような錯覚に陥る。虚実の境目がなくなるのだ。


などと、すっかり平治岳登山に心を馳せている最中に飛び込んできたのが、朗唱の会しのぶたけさんからの“おさそい”だった。


三国時代のマップ


6月6日(土)~7日(日)に唐津及び加唐島で百済25代王「武寧王」の生誕祭のイベントがあります。私の友人が武寧王をテーマとした曲を本邦初演で披露します。「武寧 王」に関しては以前韓国公州の宗山古墳群を散策した思い出もありますので、深い興味を持ってこのイベントに参加したい。さらに「文禄、慶長 の役」関連の「名護屋城」周辺をも歩きたい


がねはこの“おさそい”に興味を抱いたのだが、カミさんとの調整が必要である。第1に6/6(土)平治岳登山はカミさんも一緒に行く予定にしていた。第2に6/7(日)地区一斉清掃は義務であり、一定の役割を果たさなければならない。


これを逃げるとなれば、カミさんのしかめっ面が目に浮かぶ。しかも長く尾を引き、これを機に夫婦不和に陥るおそれがあるのだ。それでも振り切っていくのか。悩みを一つ抱え込むことになる。山行は挽回できるはずだが、一斉清掃がやっかいだ。一斉清掃日の前に仕事を終えた後、できることを済ませておくことによって、非難の矛先をかわすか。


さて、どうしたものだろう。