3/2(月)金曜夜に会合をしたチューさんから電話があった。

「ところで、なんで雨読さんはあれほど熱を入れとるとだろか?」

「それはですね」とがねが答える。


朗唱の会の仲間であるホタクボンヌさん原作「桜峠」が、音楽劇として和楽器ユニット「おとぎ」により舞台にかけられる。和楽器ユニット「おとぎ」公演が山鹿市八千代座で行われたときは満員だった。それは安田知博さんが山鹿市出身だからである。血縁地縁がある。今回ウイング松橋公演は初めての試みであり、誰も知らない。せめてホタクボンヌさんの友人である我々が支援してあげたいと思う。チューさんにも是非とも協力してもらいたい。

がねがそう答えると、チューさんは「わかった」と早速に協力する旨表明し、アイディアを披露した。

5月の本公演の前にデモンストレーション演奏をする予定なのだが、その際、チューさんが松橋道の駅「宇城彩館」でのミニ演奏会をセットする、と約束した。


和楽器ユニット「おとぎ」についての説明を加えておこう。まずはパンフレットに記載されていることから。


筑前琵琶


和楽器ユニット「おとぎ」ウイング松橋コンサート

平成27年5月17日(日)14時開演

料金一般1500円/ペア2500円中学生以下500円全席自由予定


川村旭芳(筑前琵琶・歌・語り)

木場大輔(胡弓)作編曲

折本慶太(箏・十七弦・尺八)

安田知博(尺八・笛・朗読)

【助演】伊藤麻衣子(十七弦・二十五弦)


プログラム

1.「夏のうたメドレー」・夏は来ぬ・海・夏の思い出・われは海の子・椰子の実

2.「風雲の刻(とき)」作曲木場大輔

3.「ムルドルの夢」~三角西港によせて~作曲木場大輔

4.新曲「不知火」

5.「大漁網起こし木遣」富山県民謡

6.組曲「月と大地の記憶~シルクロードの旅人~」作曲木場大輔・都大路・草原を駆ける・駱駝と月・高原の旋舞・オアシスの輝き・新たな旅へ

<休憩>

7.語りと和楽器による音楽劇『桜峠』

原作古木信子/脚本おとぎ

月の夜 老い桜と胡弓弾きの源さんの魂が語り合う美しくも哀しい物語・・・