前振りの記事が3つ続いた後で、大岳(おおたけ)山への山歩きは実際のところどうなったのか。雨が降らなければ、文句なしに実行されたはず。前日の天気予報では、午前中雨だった。その日は予報通りに雨が降り続いた。


しらぬいのがね-雨の大岳山から見える鉄塔


 で、カミさんに「大岳に登ろうか」と誘ってみると、「うん」と軽い返事だった。「何時に出発するの?」と、おにぎりを作り始めた。


 午前11時すぎに自宅を出て、12時前に歩き始めた。


しらぬいのがね-神風連六烈士の碑


 思ったより強い雨が降ってきたが、登山道は落葉で覆われ、滑りそうなものといえば人工階段の木とわずかばかりの岩だけで、何ということはなかった。


 「これはホントにおつなものだ」。気持ちが悪いほど大きくて鈍い光沢を放つ山みみずが登山道にやたらと多かったくらいのことだった。


しらぬいのがね-山頂の東屋


 「これだったら、師走も正月でも、いつでも歩けるね。月一で登ろうか。」と、大岳山の山頂でおにぎりを頬張りながら話したのだった。


しらぬいのがね-ここで昼食


 かっぱを着て歩けば汗びっしょりで、山頂では汗がひいた後に寒くなるから風邪をひかないように気をつけるだけのことだ。