冷静に振り返れば、第13回熱血!オヤジバトル、準優勝、中部代表CRAFTYのボーカル、一番下手だったのかもしれないですね。好き嫌いからいっても、嫌われる方かもしれないですね。だけど、体臭を感じさせるというのか、オヤジの臭いがプンプン漂っていて、存在感がありましたよ。


 曲もどこにでもあるような、これまでに随分と聞いてきたような、新しさに欠けるものだったかもしれません。だけど、何だろう。懐かしいような、妙に心地よさがあって、結構、皆好きなんじゃない?そいう感じでした。


 70rockさん推称の大阪代表、これはまたコリコリの大阪シャーナイズ。曲も憂歌団や上田正樹のような、徹頭徹尾、大阪でしたね。


しらぬいのがね-少年時代1


 オヤジバンドって何だろう。時代を映し鏡としての装置であることは間違いないでしょう。少なくとも政治や経済とは離れたところにあって、庶民の暮らしに根付いている確かな証。現代の民謡。暮らしとともにあり、家族とともにあり、日々の暮らしの中で、音楽は涙と笑いとともにある。


 オヤジバンド、懲りない面々、皆、表情がいいですね。