12月31日ですよ | Show space

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絵本作家しょうみのりのブログです。

あれまあ。

1年早いもので、ブログを更新できないまま、師走も終わろうとしてるわけです。

先生ー!カムバーック!

 

「振り返るな諸君」

前に。ただ前に。

と私の中に在る、“Time is money先生”も申し上げております。

 

12月はストックイラスト(素材販売)なる新しいジャンルの挑戦もはじめて、充実しました。

現在はPIXTAさんとadobe stockさんに登録完了しています。

 

この1年は振り返ってみても、「仕方ない」と感じます。

「絵本というのは、こうやって作るものなのだろうか?」

という疑問があったりするので、未来には解を得られているといいなあ~と思います。

先輩作家さんが周りに居て下さるおかげで、お話ができたりして、本当に良かったなと思います。深く感謝しております。

これを一人でモヤモヤしながら続けていたら、どこかで折れてる気がしますよ。

「自分には才能が無いんだ」なんて早合点したりしそう。

 

自分で考えてする。

自分で調べてする。

いい経験を沢山しております。

今まで聞いてきたアレコレが、自分のものとして目の前に置かれる現実は、「知識はある」のと別物でした。

感情面でもそうですけど。

作家さんへの尊敬は、また深まりました。

 

もっともっとですね。

来年も出版へ向けて頑張ります。

 

さて、以下はストックイラストの話になりますので、興味のない方は読み飛ばして下さいませ。

 

 

こちらの女子4人はベクター審査で落ちました。

 

 

こっちの男性たちのベクターは今も審査中なのですが、通るん(販売OK)じゃないかな?と予測しています。

 

この2つ、

画像として見たときは同じような感じですが、作り方が違います。

 

女子のほうは、線画をPhotoshop上で完成させた“1枚絵”なのです。

それをイラレでライブトレースしています。

 

男子のほうは、Photoshop上で部品ごとに分けて保存しています。

それをイラレでレイヤーごとに分け、合体させて“1枚絵”のように見せています。

 

時間がかかるのは、男子たちのほうで、

部品に分けて重ねて作るという工程は、最初の段階で構成をキチンと考えて描かないと、躓きやすいからです。

構造理解に乏しい私には、この作り方のほうがしんどい。

 

しかし、使用者からすれば、レイヤー分けされた「部品状態」での納品のほうが利便性が高く、活用もしやすい。

活用しやすいほうが、当然ダウンロードも増える。

という仕組みになっているのです。

 

普通イラストレーターさんというのは、完成品を納品しますから、他の誰かが勝手にいじることを想定して作ったりはしません。

そりゃそうですよね。

落書きされて使えるような契約で、用途すら不明の、こういう仕事をするって、それは独り立ちしているイラストレーターの仕事じゃなくて、まさに「部品販売」「素材販売」でしかありません。

 

車を売ってこそ車の会社です。

タイヤを作って売っているのは、タイヤの会社なのです。

 

車は100万しても、タイヤは五千円で買えます。

 

しかし、今は作り手のほうも、得意な分野の得意な人が作ったものをより集めて制作するほうが、安くて品質がいいことを知っています。

 

やる・やらない

も、自分次第ですね。

 

ということで、2019年最後の記事へお付き合いありがとうございました。お正月まであと少し。

皆様となんとか、ここまでたどり着けたことを嬉しく思います。

それでは、良い年末をお過ごし下さいませ。

 

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