あれまあ。
1年早いもので、ブログを更新できないまま、師走も終わろうとしてるわけです。
先生ー!カムバーック!
「振り返るな諸君」
前に。ただ前に。
と私の中に在る、“Time is money先生”も申し上げております。
12月はストックイラスト(素材販売)なる新しいジャンルの挑戦もはじめて、充実しました。
現在はPIXTAさんとadobe stockさんに登録完了しています。
この1年は振り返ってみても、「仕方ない」と感じます。
「絵本というのは、こうやって作るものなのだろうか?」
という疑問があったりするので、未来には解を得られているといいなあ~と思います。
先輩作家さんが周りに居て下さるおかげで、お話ができたりして、本当に良かったなと思います。深く感謝しております。
これを一人でモヤモヤしながら続けていたら、どこかで折れてる気がしますよ。
「自分には才能が無いんだ」なんて早合点したりしそう。
自分で考えてする。
自分で調べてする。
いい経験を沢山しております。
今まで聞いてきたアレコレが、自分のものとして目の前に置かれる現実は、「知識はある」のと別物でした。
感情面でもそうですけど。
作家さんへの尊敬は、また深まりました。
もっともっとですね。
来年も出版へ向けて頑張ります。
さて、以下はストックイラストの話になりますので、興味のない方は読み飛ばして下さいませ。
こちらの女子4人はベクター審査で落ちました。
こっちの男性たちのベクターは今も審査中なのですが、通るん(販売OK)じゃないかな?と予測しています。
この2つ、
画像として見たときは同じような感じですが、作り方が違います。
女子のほうは、線画をPhotoshop上で完成させた“1枚絵”なのです。
それをイラレでライブトレースしています。
男子のほうは、Photoshop上で部品ごとに分けて保存しています。
それをイラレでレイヤーごとに分け、合体させて“1枚絵”のように見せています。
時間がかかるのは、男子たちのほうで、
部品に分けて重ねて作るという工程は、最初の段階で構成をキチンと考えて描かないと、躓きやすいからです。
構造理解に乏しい私には、この作り方のほうがしんどい。
しかし、使用者からすれば、レイヤー分けされた「部品状態」での納品のほうが利便性が高く、活用もしやすい。
活用しやすいほうが、当然ダウンロードも増える。
という仕組みになっているのです。
普通イラストレーターさんというのは、完成品を納品しますから、他の誰かが勝手にいじることを想定して作ったりはしません。
そりゃそうですよね。
落書きされて使えるような契約で、用途すら不明の、こういう仕事をするって、それは独り立ちしているイラストレーターの仕事じゃなくて、まさに「部品販売」「素材販売」でしかありません。
車を売ってこそ車の会社です。
タイヤを作って売っているのは、タイヤの会社なのです。
車は100万しても、タイヤは五千円で買えます。
しかし、今は作り手のほうも、得意な分野の得意な人が作ったものをより集めて制作するほうが、安くて品質がいいことを知っています。
やる・やらない
も、自分次第ですね。
ということで、2019年最後の記事へお付き合いありがとうございました。お正月まであと少し。
皆様となんとか、ここまでたどり着けたことを嬉しく思います。
それでは、良い年末をお過ごし下さいませ。