元某出版社の編集さんが
「誰に監督して貰うかやね。コーチが沢山居ても仕方ないから」
ーとおっしゃってました。
「僕は総合プロデューサー。
僕の面白いと思ったことを作家さんとしたいし、作りたい」
という立場を明かす人も居ました。
「何が面白いの?ぜんぜん共感できない、こんな子」
と、突き放す人も居ました。
それぞれの立場で作家さんを壊してきた人たちなんでしょう(笑)
それは悪いことってわけじゃなくて、お互いの経験値からなる星と星のぶつかり合いのような部分があるように感じます。
壊されることで、もっと輝きの増した星たちもあったでしょう。
美しく生まれ変わった人たちも居たことでしょう。
話は逸れますが、学生時代って教師に左右されますよね。
良い教師につくと、とても良い学びの場が得られて、
変な教師、新人教師につくと、どうしても今一うまくいかない時が多い。
ちょっと似てるのかな?と思ってます。
だから彼らがどんな作品を作ってきたのかを調べるのも、もし商業出版したいのなら、仕事のうちなのかもしれません。
今お世話になってる編集さんの、その質問いいなーと思った言葉を皆様にもお贈りします。
「本当にこれが作りたかったの?」
そう聞かれると……ルールや他人の視線、何かに縛られて「いい子」になろうとしているのかもしれない。
表現は自由です。
その自由さを爆発させて、そこからあるべき姿にまとまっていく。
それって自分のことしか考えてなくて、我儘し放題で、親を試し続けた赤ちゃんが成長して、やっと善悪を判断するようになって、大人になっていく過程に似てるかもしれません。
「本当にこれが作りたかったの?」言い換えれば
「どんな人になりたかったの?」
余計なものには囚われずに、前に進みますよ。
大きな空を見つけたような気分になれました。
指導下さった皆様と編集さんたちに感謝を込めて。
しょう みのり